『 わび・さび 』

『 わび・さび 』

☆わび(侘び)・・・質素であるが趣があること・・・一休禅師の

最後の住まい(500年前の建物)は玄関がなく縁側から出入りする。

(必要最低限の住まい:動線を最小限に)

・茶道、俳諧などの美的理念で、閑寂・質素の中に見出される枯淡

 の趣。・・・世俗を離れて、閑寂な生活を楽しむこと。

 (閑寂・・・もの静かで落ち着いていること)

 (枯淡・・・俗っぽさがなく、淡々とした中に深い味わいがあること)

☆さび(寂)・・・風雨にさらされて年月を経て、重みを感じる。

・古びていて物静かな趣があること。

日本人の心:わびさびを大切にして来た。

「数奇屋造り」・「茶室」

「鳥居」・・・朱色・・・鉛を400℃の高温状態で数日かけるとその色となり、

粉として加工されたものを「朱色塗装職人」が油で溶いて塗料を作り、

刷毛で塗る。朱色を俗世界との境となる鳥居に塗ることにより、

魔除けになる。

日本の伝統文化を考えましょう!