『 日本人の美しい心 』
人は落ち込んだ時の為に、自分の胸の中に一つの座右の銘、つまり
「励ましの言葉」を入れておくと良いと言われております。
それは、やはりこの日本で育ち日本人としての温かい思いやりの心「忍びざるの心」に全てが通じているのではないでしょうか。
忍びざるの心とは、人として持たなければならない推譲の徳:単に余っているものを
あげるということではなく喜んで差し出すという積極性を示す訳ですが、その推譲の徳に報いようという感謝の心の大切さを説く二宮尊徳の報徳思想が生まれました。
常に相手の立場に立ち喜んで差し出して行こう・相手の為に貢献して行こうという心が
忍びざるの心です。
「日本人の美しい心」とは、どのようなものでしょうか?
耐える時は耐える、そして相手の立場に立ち喜んで差し出して行こう・
相手の為に貢献して行こうという「忍びざるの心」これが日本人の美しい心ではないでしょうか。人の悲しみや苦しみを背負われた方の姿をそのまま見るに忍びないという気持ちを大切に、優しく思いやりを持った生き方を目指したいものです。「日本人の美しい心」の今日的な意味というのは、
自分の能力を他の方の為に喜んで差し出し、互いに助け合う精神にあるのではと思います。自分の信ずる喜びが他の方の喜びとなるような交流をして行くことが一番大事であると思います。私たち自身が受け継いで参りました日本人の美しい心をもっともっと大きく広げて行きましょう!
コメントを残す