『 会話術 』
<初対面でも仲良くなれる会話術>
会話は“つかみ”がカギ。初対面の人と打ち解けるための会話のヒケツとして、
「人間は誰しも、初対面の相手に対しては警戒心を持つもの。」を頭に置いて・・・
最初からプライベートに踏み込むような話題は避けること。
相手に対して根掘り葉掘りたずねますと、いたずらに警戒心をあおることとなります。
例)「昨日のサッカー見ました?」等、とにかく当たり障りのない声掛けから始めるのがベストです。
また、相手を観察しつつ「学生時代、何かスポーツされてましたか?」とか。・・・
良い思い出は身を乗り出してお話頂けます。あるいは、ふるさとの話とか。
これには、次のような心理学的な裏付けがあります。
心理学者が行った実験で、男女を引き合わせたものです。
一方は相手の素性を根掘り葉掘り質問するA。
もう一方は当たり障りのない話題に終始するB。・・・
一定時間の対話を終えた時点で、好意を採点結果、
BにはAのおよそ1.5倍の好感度が記録されました。
これは恋愛にかぎらず、仕事上の取引相手など、初対面の人全般にいえることです。
相手に興味を持ちますとつい色々聞きたくなりますが、
無難な会話を続けているうちに相手が自ら話し始めるのを待つ方が、
結果として良い関係が築けるものです。
自らが心を開き、「この人は大切な人である」と思う心は必ず相手に伝わります。
ほんの一瞬の出会いが一生の友人に成り得ます。その輪の広がりこそが
人生を楽しく豊かにして行くことではないでしょうか。
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