『会話が続くコツ』

『会話が続くコツ』

◎会話が続かないのは、話下手だからではない。

初対面の人と話が続かず沈黙の時間ができてしまうと、居心地の悪さを感じてしまうものです。

せっかくの出会いなのに実にもったいないのです。

会話が弾めばその後の人生にかけがえのない存在となられる方かも知れないのです。 

<次の3つを念頭に>

1.相手との共通の話題を見つける。

簡単なのは地域の話。ふるさとの話。

たとえば相手が大阪出身の人でしたら、大阪の話をする。

自分も行ったことがあれば、大阪のどのあたりに行ったとか、

何を食べたとか、そんな話ができます。

それだけで互いに親近感を持って話すことができます。

行ったことがなくても、お勧めの場所や食べ物など聞いてみますと、

いろいろと教えてくれると思います。また、趣味や資格の話でもいいでしょう。

素人目線で「それってどういう資格ですか?」と聞いてみればいいのです。

同世代だから分かる話・業界話など、探せば共通点は必ず見つかるはずです。

話し上手な人をよく見てますと常に、相手との共通点をできるだけたくさん探そうと

努力しているということが分かります。

2.質問をしながら相手の思っていることを聞き出す。

会話を続ける方法としてはもっとも簡単なやり方です。

たとえば相手から名刺を頂いたとします。名刺は質問ネタの宝庫です。

「どのような会社ですか?」

・「何年くらいお勤めですか?」

・「最寄り駅はどちらですか?」等といろいろな質問ができます。

名刺に書かれていないことでも、「お仕事忙しいですか?」

・「その業界はどういうふうになっているんですか?」

・「今売れている商品って何ですか?」とお聞きして行けば、会話は続くものです。

3.自分自身について話す。

あまり自分の話ばかりしていると嫌われてしまいますが、

相手の話だけ聞いて終わるのも不自然です。どこかで自分という人間がどんな人間なのか、

しっかりと見せておきましょう。話す内容は何でも良いのです。

「私の会社はこういうものをつくっているんです」とか、

「私もそこに行ったことがあるんです」といったことからでも、

会話を弾ませることができます。

業種が限定された集まりでしたら、それに見合った内容で会話ができますので、

その中で自分の意見を述べてもいいでしょう。

大それた問題意識がなくても身近な体験に基づく意見を言うことが出来ます。

このように、会話が続くかどうかというのは、

話し上手か話し下手かという潜在能力によるのではなく、

ちょっとした注意点を分かっているかどうかによります。 

ここで挙げた3つの原則、

1.共通の話題を見つける。

2.質問をしながら相手の思っていることを聞き出す。

3.自分自身について話す。

 このことに気をつけていれば会話は必ず弾みます!