『コミュニケーションスキル向上』
◎強化すべきコミュニケーションスキルをチェック
意識的に改善していけば、着実に向上します!
<聴く力>
話を聴くには、集中力はもちろん、適度な相槌や質問で話を促す姿勢も必要。
目線や適度な相槌で話し手にフィードバックします。
「会話が弾むかどうかは聴き手次第」と心得て。相手の話に共感したり、
面白いと感じたことに素直に反応するだけで、場の雰囲気も和らぐはずです。
加えて、話題を振ったり質問をすることで話を膨らませるよう心がけたいものです。
重要なポイントはメモを取るなどしながら、話の本質を常に意識して。
聴くときは集中して聴く、話すときは要点をまとめて話すといったメリハリを大切に。
結論だけにこだわると重要なことを聴き逃す危険性が。重要な話は最後までじっくり聴くことです。
<話す力>
「分かりやすく、簡潔に伝える」のが話し方の大前提。
話の構成の仕方に加えて、相手の興味を引く話し方や話題作りにも気を配りましょう。
やはり相手に話が伝わったか確認する習慣を。
伝えたいことを事前にまとめ、結論から先に話すよう心がけて。
まずは一度に1つのことだけ伝えるようにしましょう。
ついつい正論をストレートに口に出してしまう際には「私が思うところでは〜」など、
言葉を補いながら伝えるよう心がけを。
自分の話をしたら、相手の話も聴くのが礼儀と心得て。伝えることを億劫に感じたり、
コミュニケーションを諦めてはいないでしょうか?
「言わなくても分かってくれる」の自身の思いは、相手とのすれ違いを引き起こす要因になります。
定期的に、周囲に思いや考えを伝える習慣を持つようにしてはいかがでしょうか。
<しぐさ・声・表情>
表情・目線・手や体の動き・声のトーンなどは、
印象を左右する大きな要素。コミュニケーションを円滑に進める上でも影響度は高いものです。
試しに自分では「ややオーバーかな」と思われるぐらい、声に抑揚をつけて話してみましょう。
声に思いを乗せることで、自分の気持ちもポジティブになれば一石二鳥。
また表情やしぐさが単調にならないように鏡の前で自分の表情をチェックしてみては。
話し手に目線を向け、「聴いています」というサインを送ることを忘れずに。
好印象の基本はやっぱり“笑顔”と心得て。
日々、動作の癖を意識することで少しずつ改善を試みましょう。
<状況把握の力>
「空気を読む力」は、相手やその場の状況に応じて、
物事がうまく進む方法を考える上で役に立ちます。
観察力と勘を働かせ、相手の立場やその場の状況をくみ取るよう心がけて。
タイミングを見計らう力を磨きましょう。
相手の仕事の流れを知っておくことも、空気を読む上で役に立ちます。
相手の目線やしぐさから、相手が望んでいることを感じ取るようにしましょう。
時には人とのかかわりをちょっと煩わしく思っていませんか?
「周囲の人の協力もあってこその仕事」と考え、自分本位になりすぎないよう注意して。
「自分のことに集中する時間」を確保することから始めましょう。
言葉が発せられた状況も複合的にとらえ、発言の真意を読み取ることも必要と心得て。
<機転力>
言いたいことを上手に伝えるには、自ら場の空気を変えたり、
作ったりできる力も身に付けたいものです。「空気を変えるために自分にできることは?」と
考えることから始めましょう。
マニュアルに縛られていますと、突然の事態に対応する力が育ちません。
状況に応じて応対の仕方に幅を持たせるところからスタート。
マイナスな状況もいったん受け止め、違った角度からとらえ直すよう心がけを。
俯瞰的に物事をとらえることも、機転力アップの秘訣。
「コミュニケーションはトライ&エラーの連続」と考え、
更なる一歩を踏み出す勇気を持ちましょう!
うまくいったときは自分を褒めてあげて。
機転を利かせようと意識しすぎないで相手が求めている言葉を意識してみるだけでも、
状況は好転して行くはずです。
<気配り力>
自分が言われて嫌な振る舞いをしていないか、我が身を振り返ってみることです。
集団の中での自分の位置づけや役割をいま一度見直すことから始めましょう。
自分の姿がどう映るか想像してみると、相手が気まずそうにしている時、
どう振る舞えば良いかが見えて来ます。
“褒める・励ます・感謝する”はコミュニケーションの潤滑油と心得て。
ただし、やりすぎには要注意。気配りすることで得られるプラス面に目を向けつつ、
時には自分を認めてくれる人に会ってガス抜きを。
「お疲れさまです。片付け大変でしたね」など、“いつもの言葉+α”を心がけて。
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