『目で読み解く』
◎相手のホンネを「目」で読み解く
研究者の発表では、「目の表情」には眼球の動きだけではなく、目の周りの筋肉の動きも
含まれるといいます。まぶたの開き具合や眉の動きなど、相手の目の周辺の動きを総合的に
判断することで、怒り・悲しみ・喜び・驚き・嫌悪・恐怖などの基本情動といわれる感情の
約8割以上が理解できるといいます。
たとえば相手が感激している時、その感情は目の輝きから読み取れます。
感激という感情は「驚き」と「喜び」によって構成されますが、人は驚くと目が開き、
喜ぶと頬が上がります。目が大きく開きますと、より多くの光を瞳に取り込むため輝いて見えます。
このような動きを我々は経験的に“感激”と理解しているわけです。逆に、気分が落ち込みますと、
頬が下がり、目が閉じかげんとなりまして「寝ている」ように見えます。
「目が死んでいる」という言葉があてはまります。
「目の表情」を読み取ることが出来ましたら、いわば読心術をマスターしたも同然です。
仕事の場でも、暮らしの場でも、観察力アップへ向けまして目の表情に注目です!
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