『第一印象アップ』

『第一印象アップ』

◎話し方トレーニング!

 初めて会う人と話す時、どんな点に気をつけていますか?

話し方も見た目と同じように第一印象を形成する大事な要素です。

第一印象をアップしたい場面に向けましてのやっておきたい話し方トレーニングをご紹介します。

1.何となくイヤの正体とは

人の第一印象が形成されてしまうのは数秒とも数分とも言われており、服装や容姿などの視覚情報

・話す内容などの情報・話している雰囲気などのコミュニケーションスタイルなどから

総合的にジャッジされます。

私たちは無意識のうちに、こういった判断を短時間で行っております。

ネガティブな印象形成が行われた時に「なんとなくイヤ」と感じるのです。

こういった「なんとなくイヤ」という印象を持たれないためには、見た目(非言語コミュニケーション)

を含めたコミュニケーションスタイル全般に注意を払う必要があります。

2.第一印象をアップするための準備

(1)初対面で好まれやすい印象を確認しておく。

(2)好まれる印象が相手に伝わるよう話し方をチェックする。

3.好まれやすい印象と話し方

暗そう → 明るそう

冷たそう → 優しそう

つまらなそう → 楽しそう

調子が良さそう → 誠実そう

自分勝手そう → 思いやりがありそう

こういった「好まれる印象」を与えられるような話し方をすれば、第一印象で損をすることが

少なくなります。気をつけたいのは、実際に明るいかどうかではなく、明るく「見える」

話し方が必要であるということ。実際は思いやりのある性格だとしても、

自分の話ばかりしていては自分勝手な人という印象を持たれたりします。

※改善手法を用い、自分の財産へ。

自分の話し方の具体的な改善点はわからないけれど、なんだか悪い印象を与えてしまう・・・と

お悩みの際は、思考の癖や無意識の発言を直すのは難しいので、ステップ1と致しまして、

まずは「D言葉」を使わないということに注力します。D言葉とは、

「でも」「どうせ」「だって」といったDを頭文字にしたネガティブワードのこと。

これが出来ましたらステップ2と致しまして「言い回しの癖」に注意してみましょう。

話をする時に「でも、〜ですよね」という「否定+主張」の言い回しが癖になっている人がいます。

悪気は全くないと思いますが、こういった言い回しは相手に悪い印象を与えてしまうNG例の典型です。

一回ならまだしも、何度も繰り返すと相手に「なんだかイヤだな」という印象を持たれてしまうので

注意して下さい。相手と反対の意見を言う時には、「でも」という言葉を省いて

「なるほど。こういう考え方はどうですか」といった「肯定+主張」のコミュニケーションに

変換すればOKです。最初は難しくても、習慣にしてしまえば大丈夫。

印象で損をすることが減らせます。印象の良いコミュニケーションスタイルというのは、

自分の財産になります。今一度、自分の話し方を見直してみてはいかがでしょうか。