『ほめ方を知る:人間関係向上』
◎ほめ方を知ることで人間関係は劇的に変わります!
☆「ほめ方」のコツを紹介します。
●「つぶやき」でほめ言葉に真実味を
ほめ言葉に真実味を持たせる手法が「つぶやき」です。
たとえば、部下の報告書をほめる時、報告書を見ながら「おっいいねー。すばらしい。」と
つぶやくのです。思わず口から出てしまったようにつぶやきますと本心からほめている印象を
与えることができます。
●「質問話法」は効果あり
誰かをほめる際に難しいのは、人によっては「何の目的で私をほめるの?」と
あやしまれてしまうことです。
しかし、「質問話法」を使えばそんな心配はご無用です。たとえば、「電話の応対がすごく上手ですね」と
ストレートなほめ言葉ではなく、「どうすれば電話の応対が上手になれるんですか?」と
質問するのです。そうすることで、相手をほめつつ、しかもその後の会話につなげることもできます。
●本人のいないところでこっそりほめる
ほめ言葉は、素直に受けとってくれるとは限りません。
中には「そんなに持ち上げて、何か裏があるのでは?」と疑ってかかる人もいます。
そんな人をほめる場合は、あえて本人のいないところでほめてあげましょう。
あなたのほめ言葉を聞いた人は、きっと本人に伝えてくれるはず。間接的にほめ言葉が耳に入るのは、
直接ほめられるより何倍も真実味が感じられてうれしいものです。
●ほめ言葉を使わない手法
ほめ言葉を使わずに「自分を下げる」ことで相手を持ち上げるという方法もあります。
たとえば「先輩のような電話応対ができるようになるには、あと10年かかりそうです」と
いうように、あからさまなほめ言葉を使わずとも、ほめることと同じ効果が得られます。
「ほめる」とは「おだてて持ち上げる」ことではなく、あくまでも「あなたのことを認めていますよ」
ということを伝えるコミュニケーションです。思ってもいない上辺だけの言葉を伝えるのではなく、
自分自身が心から「いいな」と思える相手の魅力をほめるようにしましょう。それでこそ相手の心に響き、
信頼関係を築く礎となり人間関係向上へのつながりです。
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