『心のメンテナンス』
◎感情の整理が、やる気へのつながり。
本気で「自分の目標を叶えたい」と考えた時に、自分の感情を整理して行くことは、
どうしても不可欠なものです。感情を整理するとは、心のメンテナンスをして、
健全な状態に保とうとすることです。そのためには、感情をそのまま放置せず、
自分の意志で積極的に、働きかける必要があります。それは、ちょっとしたコツのようなものです。
実は、どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情との付き合い方は、
人生において重要なスキルといっていいでしょう。自分の感情をどう整理して行くかで、
仕事のやり方も、人との付き合い方も、生き方も変わってきます。そのコツとは?
「自分のネガティブな感情に手を焼いて、引きずられる人生」と
「自分の感情を整えて、喜びや楽しさ・幸せを手に入れて行く人生」・・・
あなたは、どちらの道を選びますか?自分の可能性は、信じた分だけ与えられます。
多くの場合、思い込みがブレーキになっているのです。本気で叶えたいと思ったことは、
実現できると信じることの大切さ。「やり方さえわかれば、なんとかなるんじゃないか」と、
ある面、楽観的に。・・・が、コツです。
自分の可能性の枠を、自分の思い込みで決めつけてしまい、
「これが限界」とブレーキをかけることは厳禁です。「私って、〜な人だから」
・「私は、〜は苦手だから」・「私は、〜は出来ないから」などと、
かたくなに自分の性質を決めつけてはいけません。もったいないのです。
思い込みがなかったら、自分への悪感情はなく、新しい自分を再発見できるのです。
また、人に対しての思い込みもやっかいです。「あの人は、自分のことしか考えていない・・・」等と、
勝手なレッテルを貼ってしまいますと、いつも悪意の感情で相手を見てしまいます。
ひょっとしたら、いい人かも知れないのに。もったいないのです。
私たちの可能性は、思い込みによって狭められています。出て来ているのはほんの一部で、
まだまだ奥深く、とてつもなく大きな力が眠っているはずです。やり方次第では、
それが引き出されることだってあるのです。“思い込み”は、怒りや自己嫌悪などになり、
感情の整理を阻害します。全ての行動にブレーキがかかってしまいます。
逆に自分の願望や未来予想図のイメージを描いて壁に貼っておりますと、変な思い込みはありませんし、
「ひょっとしたら行けるかも」という一点だけは信じて疑わないそのような感情が生まれ広がります。
人や自分や世の中に対する思い込みの枠を全部、とっ払って、「ひょっとしたら……」と考えるほうが、
ラクですし、楽しいのです。自己嫌悪の感情なんて、吹っ飛ぶはずです。
それが、感情の整理・やる気のつながり・・・「心のメンテナンス」です。
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