『キラーフレーズ』

『キラーフレーズ』

◎ 思うように人の心を動かすキラーフレーズ!

相手を納得させられるだけの話術を備えていたら、全ての出来事は顛末が変わってくると

思いませんか?人の心を動かすにはいくつかのコツがあります。その方法をご紹介致します。

●『つい要求を飲み込んでしまうキラーフレーズ』

その代表例として挙げられるのが、「話だけでも聞いて下さい」という言葉です。

セールスの場にて、商品にいきなり飛び付く人はほとんどいませんが、

『話だけでも聞いて下さい』と言われますと、『買うつもりはないけど

聞くだけならいいですよ』と耳を貸す人はおられます。ですが、この時点で既に

更なる要求を受け入れる心理的準備状態が出来上がっているのです。

受け入れやすい小さな要請を最初に呑んでしまいますと、はじめに言われたら

とても呑めない法外な要求をも受け入れてしまう心理状態が、知らず知らずのうちに

作られてしまいます。

●『人の欲望を刺激するキラーフレーズ』

たとえば、「お一人様3個までに限らせて頂きます」と言われますと、

本当に必要なのかもわからないのに、該当品を3つ抱えてレジに並んでしまう場合が

あります。このキラーフレーズは、『ひとり3個に限っての販売にしないと

すぐに無くなるほど人気です』・『4個以上ほしい人がたくさんいる人気商品です』

との言外のメッセージを伝えることに成功している良い例です。

≪人の心を動かすキラーフレーズ例≫

・「詳しい説明は、また次の機会に」

⇒相手が乗り気でない時は、中途半端に切り上げることが有効です。

・「そうですか、では……」

⇒本当の要求は、無理難題のあとに出すと効果てきめんです。

・「言いたいことは、次の三点です」

⇒相手の頭に引き出しを作ることで、話が伝わりやすくなります。

・「お隣のAさんも、Bさんも」

⇒判断に迷っている相手は、「まわりの人」を利用して説得。

☆「仕草の同調」を利用して相手の心をつかむ手法

相手を思い通りに動かすためには、話し方に工夫を凝らすことが有効です。

相手が話している間、うなずきやあいづちなどのボディランゲージを上手に使いまして、

共感している姿勢を見せれば、相手は自己開示しやすくなります。

相手の動きや話し方に同調するのも大変有効な手。自分の仕草や話し方を真似されますと、

真似された人は、相手に対して好感を覚えるものです。