・教育研修名:「低圧電気特別教育」
・開催日:平成26年10月25日(土)
・ご受講者数:98
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
電気工事士の資格は経済産業省関係所管の資格ですが労働災害防止に関する事項を
満たしていない為、実作業の場におかれましては当特別教育修了証が求められます。
それは、我が国の全ての作業の場の中での極めて危険度の高い作業名が絞り込まれまして
1972年、労働安全衛生法に当該作業従事前に事業者責任のもと特別教育修了が
義務付けられました経緯に基づきます。
当教育項目と致しまして、
①低圧の電気に関する基礎知識
②低圧の電気設備に関する基礎知識
③低圧用の安全作業用具に関する基礎知識
④低圧の活線作業及び活線近接作業の方法
⑤関係法令
⑥実技が定められておりますが、各項目につきまして現状の作業に照らし合わせて頂き、
マンネリ化防止を含めまして当講義内にてご受講の皆様ご自身で正しい作業手順書も
ご作成頂きました。
今回のご受講は、家づくりの職方さんでしたので、「42ボルトは死にボルト!」の
危険予知の言葉があります通り、低層住宅ご施工の場では100ボルトの危険極まりない
作業環境であり、目に見えない電気の怖さ・高圧作業の場よりも当低圧作業の場の方が
死亡災害が多く発生しております現状を改めましてご確認頂きました。
具体的には何をなすべきか、防護具の有効性、移動電線、漏電遮断装置、二重絶縁、
電工ドラムの使い方の各ポイントを今一度ご確認頂きました。特に外部鋼製足場と
仮設電柱の位置関係と被覆材の破れ漏電の怖さを災害事例と共に、
感電災害の悲惨さを肌でお感じ頂きまして、「正しい知識で安全作業を!」の
新たな御認識を頂きました。
2014/10/25実施・教育研修名:「低圧電気特別教育」
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