『話の完成度を高めるコツ』

『話の完成度を高めるコツ』

◎相手の力をテコに話の完成度を高める!

●『相手の魅力を使って話をさらにおもしろく』

相手から話題やキーワードを引き出しまして、その場の話をさらにおもしろくします。

話の伝え方としまして、実際に会った人とのエピソード等ふんだんな実体験を自分なりに咀嚼して、

データではない、情景が浮かぶような表現を使うことがポイントです。

また相手の主張に対しまして、おしゃべり風にお返しすることも大事です。

相手の持っている発信力を引き出しまして、ついでにその力をテコのように使って

グイと自分の話をおもしろくしつつ、説得力を持たせる流れの実践です。

●『新鮮で価値ある情報はどこに隠れているかを念頭に』

相手から話を引き出す時に、「新鮮な情報は?」・「価値ある情報は?」を念頭に接します。

固定された情報にしばられますと、ついつい会話が流されがちとなります。

きっかけとなる言葉を見つけることが大切です。

目標にした内容しか耳に入らなければ、せっかくその場で生まれた新鮮で価値のある情報を

自ら捨ててしまうことになります。今流れている話の中で「それはどういうこと?」と

キーワードのしっぽを捕まえては引きずり出すことを心掛けて、細部を突きつめて行きます。

ポイントは先入観にとらわれすぎず、是非ともつかんでおきたい情報の糸口を見逃さずに、

そこからズルズルと情報を引きずり出すことです。そうしますと、

思いがけない情報の宝を掘り当てることが出来るのです。

●『相手の土俵で話を引き出す』

話を進めながら、「それってこういうことだよ」と相手が話したくなるような文脈に持ち込み、

相手の専門知識やデータを引き出します。そして「〜って? 」「〜とはこういうこと? 」と

相手が言ったことを“オウム返し”に問いかけに使うことで、さらに話の完成度を高めて行くのです。

誰しもが自分の話を聞いてほしくない人はいないのです。それを気持ち良く引き出すには

、真摯な態度で「なるほど」と“上手にうなずく”ことが大切です。

そうしてクオリティの高い情報を引き出して行くのです。

何よりも話の流れから自分で問題を提起して、相手が話しやすくすることが

話の完成度を高める基本です。