2015/03/10実施・教育研修名:「電動工具災害防止研修」

・教育研修名:「電動工具災害防止研修」

・開催日:平成27年3月10日(火)

・ご受講者数:23

≪講師所感:特に強く感じましたこと≫

今回のご受講は、低層住宅ご施工現場監督さんでありました。

我が国の災害統計より「切れ・こすれ災害」と致しまして、この数年非常に多く発生中の

「携帯用丸のこ・サンダー・釘打ち機・卓上丸のこ」各災害防止へ向けましての

研修内容とさせて頂きました。

内訳と致しまして、至近10年間で携帯用丸のこ死亡災害39件発生の背景のもと

「丸のこ作業従事者安全教育」が平成22年7月14日厚生労働省労働基準局安全衛生部長通達と

致しまして4時間の時間割が発出されました内容の「携帯用丸のこそのもののしくみ

・危険性・災害事例」をご確認頂き、また低層住宅ご施工の場におかれましては、

多くの職種の方が研磨・切断工具の用途にてベビーサンダーが使われておりますので、

おおもとの1972年(昭和47年)労働安全衛生法に定められました

「研削といしの取換え又は取替え時の試運転の業務特別教育カリキュラム」のご確認及び

押さえるべきポイントをご把握頂きました。そして接近作業にて誤って引き金を

引いてしまいましたという災害多発の「釘打ち機」の安全対策及び固定不良等の省略行動にて

多発状況の「卓上丸のこ」の安全作業確認を行って頂きましたが、

今回は電動工具メーカーさんにてご作成の「取扱い説明書」を全ページ目を通して頂きました。

私自身、大工さんの子供でありますので親と一緒に作業させて頂いて参りました関係上、

我が国の電動工具の進化というものを身を持って感じております中で、

「丸のこ作業の実技」・「研削といし特別教育の実技」を実際に今回行って頂きまして、

目で見て手で触れて実技の効果を実業務へご反映頂きますことと、

やはり現場監督のお立場で今、何をなすべきかを具体的にご確認頂き、

電動工具作業全般及び全ての作業におかれましての今後の各職方への適切な指導内容を

当研修のまとめと致しましてポイント集をお渡しさせて頂きました。

結果的に、開講時の少々不安状態の雰囲気と大きく異なりまして、閉講時の安堵感と

今日以降の現場管理の強い決意を感じさせて頂きました。

電動工具災害防止研修講義写真

2015/03/10実施・教育研修名:「電動工具災害防止研修」

「電動工具災害防止研修カリキュラム」.pdf