『味方が増える人』
◎味方が増える思考法!
仕事をして行く上で「周囲の人々の考えていることが、どうもよくわからない」
・・・閉塞感打破の生き抜くヒント!
味方が増えるためには、自分が“勝ち馬”に見えることが重要です。
誰でもやはり勝ち馬に乗りたいものです。戦国時代の武将がなぜ寝返るのかを考えてみますと、
「こっちに乗ったほうがおいしいぞ」という情報をリークしているからです。
「その人について行きたい」・「志に憧れた」という捉え方は、
実は理論武装した後づけの話です。味方になるかならないかという点は、
もっと切迫感のある話なんです。
≪その1:メリットがあるのかないのか、ということです≫
いいことがありそうだと見えるかどうか。
実際にメリットがあるかないかは、その時点では分かりません。
勝ち馬に見られれば、今まで批判的だった人も、
応援する側に回ってくれます。それともう一つは、敵を増やさないことが重要です。
社内に敵が増えるとえらいことになります。後ろから刺されるみたいな・・・。
ですので、対立は意図して避けます。半沢直樹になってしまっては、ちょっときついのです。
具体的に、島耕作は会長になりますが、半沢直樹タイプですと会長にはなれません。
ドラマの視聴率が記録的に高かったのは、自分にできないことをこの上なく痛快に
半沢直樹が代わりにやってくれるからです。
≪その2:どんどん自己開示をして行く≫
弱い自分を見せてしまい、親分肌の人に助けて頂くコバンザメ戦法。
自己開示、つまりは「ぶっちゃけ話」をします。少しずつかもしれませんが
大きい仕事にアクセスするチャンスが増えます。
そのためにも、自分の強みと自分の弱みがわかっている必要があります。
それで、その弱みを周りの人に固めて頂くのです。
もちろん、その時にデキル人の仕事のやり方を見て スキルを盗む事も大切です。
≪その3:活躍している人を助ける≫
そういう人は社内で注目されていて、誰もが認めているので、存在感を出しておられます。
そういう人を助けますと、おおかた引っ張って頂けます。
活躍している人たちは、自分の弱みを助けてくれる人をものすごく可愛がります。
忙しくてどんどん任されるようになっておられますから、
サポートしてくれたら助かるというように思いますので可愛がって頂けるのです。
勝ち馬にはみんな乗りたいのと一緒で、自分も乗っちゃえということです。
乗り方としては、相手が得意なことというより、むしろ相手が困っていることの
手助けをすることです。補うことで仲間になれます。
≪実践例:毎日の行動を書き出して振り返ります。≫
周りから褒められたことや、うまく行ったことを挙げてみます。その集合体が自分の強みです。
人はそもそも自分ができるようになりましたら、その瞬間できなかった過去や、
その頃の自分を忘れてしまいます。ですから褒められたことや、
うまく行った過程を書いておくことで、できるプロセスが視覚化できるのです。
それがありますと、確実に今後のノウハウになります。
また、できなかった頃の自分が記録として残っておりますと、
それは教育という形で過去の自分を救えるのです。
たまたま過去の状態に近い自分がいる、ではどうするか・・・ということです。
敗戦記録を残すことは、やはりそれがノウハウです。
記録して客観視するから、初めてそこで思考が生まれ、
今後どうして行くかということとなります。
≪まとめ:会社の名前を隠した時に、何が残るかということを認識する≫
社名を言わずに自己PRできるかどうかが鍵。
会社の将来が、これから100%思うような形になって行くとは限りません。
自分の欲しいキャリアや欲しいもの、どこに旗を立てたいかということを宣言し
突き進むことです。そうすることによりまして、取れる情報はきっちり取れるようになります。
そして、その旗に合わせて変わって行くことが更に大切です。
情報収集に関しまして検索キーワードに、何の言葉を入れますか?を常に念頭に。
言葉を入れました時に周囲の人々の何ページ目に出て来ますか・・・。
どのような言葉を入れましたら周囲の人々の1ページ目にあなたが出て来ますか・・・。
ということです。「1ページ目に出て来る関係」・・・確実に味方です。
このことについては誰よりも詳しい等を周囲の人々に認知して頂き、
一人でも多くの方が1ページ目に持って来て頂ける人間関係の構築が大切であり、
そのことが日々のストレスを軽減し、生きがいを保ち明るく元気に過ごして行く源となります。
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