・教育研修名:「足場の組立て等の業務に係わる特別教育」
・開催日:平成27年11月28日(土)
・ご受講者数:95
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
今回のご受講は、低層住宅ご施工職方様でしたが、法定カリキュラム6時間の経過に伴いまして、
足場危険作業の現況をご理解頂きました。講義内にて、足場災害発生内容を各グループにて
『どうして起きたのでしょうか・二度と起こらない対策決定』のお打ち合わせを行って頂きまして、
その結果をご発表頂きました。各職種ごとに作業環境は毎年大きく移り変わり、
日々の作業の中でも時間と共に作業環境が変わることも併せて再度ご確認頂きました。
この数年の5m未満からの足場墜落災害多発の背景によりまして、
平成27年7月1日改正施行となりました『足場特別教育新設』の本来の意味合いをご理解頂きました。
特に5m未満の足場作業時には、今回の特別教育修了証を持たれた作業指揮者の直接指揮が
求められますことの重要性をご把握頂きました。
法律の定めであります足場の組立て・解体・変更の「変更」作業は、足場板一枚はずすことも
「変更」作業該当でありまして、足場についての正しい知識を習得した上での作業実施の観点より、
「足場の組立て等の業務に係る特別教育」が労働安全衛生規則第36条39号として追加となりました。
従いまして、当特別教育内容を的確に押さえられましての日々の作業へのご反映こそが
足場絡みの事故災害防止へ向けまして極めて肝要であり、
併せましてお仲間の方同志のコミュニケーションの活性化へ向けましての邁進内容を
ご提示させて頂きまして、閉講後に退出口にてお一人お一人「おつかれさまでした」の
ご挨拶をさせて頂きました際の、皆様の素晴らしい笑顔を拝見致しまして、
講師の思いが伝わったものと実感致しました。
2015/11/28実施・教育研修名:「足場の組立て等の業務に係わる特別教育」
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