『逆効果を逆に考える』

『逆効果を逆に考える』

◎さかさま思考が身を助ける!

仕事の場・暮しの場共通にて、指示指導の結果が逆になることがあります。

あるいは一生懸命がんばるのですが、頑張ればがんばるほど逆効果になってしまうことってありますよね。

ではどうしましょうか?・・・それは、逆になることをあらかじめ想定しての振る舞いが効くのです。

<逆効果>

「片付けなさい!」→片付けなくなる。

「勉強しなさい!」→勉強したくなくなる。

「しっかり働け!」→無気力になる。

「緊張するな!」→もっと緊張する。

「やる気を出せ!」→やる気がなくなる。

「心配してはダメだ!」→失敗しやすくなる。

「うちの子と仲良くしてね」→遊んでもらえなくなる。

「もう一口でいいから食べて」→ますます小食になる。

「この穴のぞくな!」→のぞきたくなる。

◎只今出て参りました逆効果を逆に考えてみます。指示指導のしかたを、

最悪事象をとらまえて先手を打つということです。

行為者ご本人様にとっても決して喜ばしいことではありませんことを具体例を挙げて

指示指導を行うということです。仕事の場・暮しの場において、

誰しもが最悪は避けたい心理があります。そこを微妙にくすぐるということです。

やっかいと感じるかたに対してほど、繰り返ししつこくくすぐるということです。