『なんだか許せちゃう人』

『なんだか許せちゃう人』

◎「なんだか許せちゃうなあ」と思わせる人の特徴

皆さんの周りには、「あの人は〇〇なのに、なんでか憎めないんです」という人いませんか?

同じ欠点があったとしても、ただ嫌われる人と、憎まれずに逆に好かれる人がいます。

その違いは一体何なのでしょうか。ここでは数種類の憎めない人を取り上げ、

その特徴をご紹介致します。

1.年下なのにタメ口で話してきたり、一人前なことを言ったり。

それなのになんだか可愛くて、許してしまう。そんなあの子はどうして愛されるのでしょう?

<最低限のマナーはわきまえている>

プライベートではタメ口でも、公共の場・ビジネスの場ではちゃんと敬語を使える人は

可愛がられる傾向にあります。また、挨拶やお礼がしっかり言える、

いざというときに気配りができる人などは、「生意気ということ以外はいい子」という

ポジションに君臨できるのです。

<愛嬌がある>

笑顔が無くて生意気な人を想像してみてください。…ただの嫌な人ですよね。

愛され生意気な人は、常に笑顔です。そして、甘え上手でもあります。

いつもは一人前のようなことを言っていても、重要なところでは強がらずちゃんと頼れる人です。

頼られた方は、「なんだかんだ、ちゃんと自分を尊敬してくれているじゃないか」と嬉しくなります。

<全てを肯定する底抜けの明るさ>

何かにつけいちいち反論してくる人って可愛くないですよね。ただ笑顔なだけではなく、

全てを肯定するような明るさも憎めない要素の一つです。

「ねぇ、本当にわかってるの?」と聞きたくなるくらい、

「それいいね!」・「すごーい!」・「おもしろい!」など常に肯定的に受け止めてくれると、

「生意気だけど気分は悪くない」と思えます。

2.「ひどい!」と思っちゃうことをズバズバ言う毒舌な人。

ただストレートにものを言い過ぎているだけだと嫌われます。

では、憎まれない毒舌な人とは、どういった特徴があるのでしょうか?

<礼儀正しい>

ズバッとものは言うけれど、マナーが悪いわけではない人は、

苦手意識を持たれることはあっても嫌われはしません。何かしてもらったらしっかりお礼をする

・なにか問題があったときは心から謝れるなど、人としての道は踏み外してはいません。

<ユーモアがある>

同じ毒舌さでも、言われた本人を含め、周囲を笑わせることができる人は愛される毒舌者です。

笑わせればすべて許されるわけではありませんが、そもそも笑えない毒はただの悪口です。

毒は少量だと薬になります。

毒舌も同じで、ちょっとした皮肉を混ぜたりなど毒を賢く使えば周囲を楽しませることすらできるのです。

<自分の立場をわかっている>

自分のことを棚に上げて相手をとやかく言うのは気分の悪いことです。

愛され毒舌は、そのことをしっかり心得ています。

客観的に自分を見れていて、また周囲のこともよく観察し、

それをウィットにとんだ言葉の使い方で毒を吐く。毒舌な人って頭がいいのかもしれません。

3.いつも何かやっているけれど、すべっていてネタ自体は

正直「ベスト・オブ・ツマラナイ」になっている人、クラスに一人はいませんでしたか?

しかしそんな人も、ムードメーカー的存在が多いですよね。それはなぜでしょうか?

<何事にも一生懸命>

常に全力です。力を抜くことを覚えろと言いたくなるくらい熱い人がこのタイプには多いのです。

でも大抵は、カラ回っておもしろくないんですよね。何事にも一生懸命な人は、

見ていて応援したくなります。「まーた何か言ってるよ、今度はなんだ?」と注目させられます。

そして結局ツマラナイ。でも愛され人です。

<人を見下さない>

こういうタイプの人は、根が優しくて良い人です。だからみんなと分け隔てなく接するし、

分け隔てなくツマラナイんです。すべっても周りから愛される人は、他人を見下しているオーラがなく、

純粋無垢さを感じさせます。どんな人でも受け入れてくれそうなその姿勢が、

みんなから愛される秘訣なのかもしれません。

◎いかがでしたか?共通していることは、「愛嬌がある」ということなのかもしれません。

愛嬌さえあれば、マイナスポイントを「愛すべき欠点」に変換することができるのでしょう。

周りの憎めない人をよく観察して、その処世術を学ぶこともスキルアップ手法です!