・教育研修名:「職長能力向上教育」
・開催日:平成28年11月6日(日)
・ご受講者数:52名(低層住宅ご施工会社工事ご担当者様・職方様)
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
一年を通しまして大きな災害発生会社社長宛て厚生労働大臣より安全衛生改善計画作成指示が出され
会社名公表という過去の労働安全衛生行政史上、最も厳しい仕組みが平成27年6月1日スタート致しております。
『現場の要、職長さん』:その内容をご存知ですか?からの講義開始でありました。
的確にお仲間の方を先導頂き、命を守る・健康を確保する職務遂行者
・・・そのタイムリーなご対応を頂くために、何が求められ、何を最優先すべきかという
具体的な内訳をご理解頂きました。
労働安全衛生法の定めであります、事業者の責務と労働者遵守義務につきまして今一度、
所属会社社長さん(事業者)の代理者であります職長さんの位置付けと目の前で
作業なさるお仲間の方(労働者)の遵守義務を一つ一つご確認頂きまして、自社での安全衛生年間計画をお作り頂きました。この一年の振り返りの結果、危なかったこと・健康を害することを
ご受講者ご自身で洗い出し頂き、リスクアセスメント手法に基づきましてご自身で優先順位を付けて頂き、
優先順位1〜3を年間計画の重点実施事項3項目として転記して頂き、
その3項目の『具体的な実施事項』・『目標』・『対象者』・『確認者』・『使用帳票』
・『実施スケジュール』につきましておまとめ頂きました。
ご受講者全ての方が初めての自社安全衛生年間計画づくりでありましたが、
全員の方が違和感なく見事にご作成頂き、その内容をご発表頂きました。
併せまして、お仲間の方への『効果的な教育・指導の方法』をご確認頂きました。
特に、『相対する方の心が動かなければ、それは伝わらないのでは』をテーマに、
心を捉えるコミュニケーション法のご提案と詳細をご理解頂きました。
関係法令のポイント:『ハード面』と日々の心のありかた:『ソフト面』
・・・今後の事故災害防止へ向けまして、両面にわたりますお取組みこそが何より肝要!を
ご体感頂きまして、閉講時の晴れやかな表情に今回ご受講の効果を感じさせて頂きました。
2016/11/06実施・教育研修名:「職長能力向上教育」
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