2016/11/08実施・教育研修名:「振動工具特別に準ずる教育」

・教育研修名:「振動工具特別に準ずる教育」

・開催日:平成28年11月8日(火)

・ご受講者数:34名(低層住宅ご施工会社工事ご担当者様・職方様)

≪講師所感:特に強く感じましたこと≫

今回は住宅関連工事ご施工にて日々、電動工具ご使用の皆様方にご受講頂きました。

ご受講職種の方の今日現在の振動障害発症確率は決して高いわけではございませんが、

閉講時には、「やはり振動障害防止知識があるとなしでは、近い将来大きな差が出て参ります!」との

お言葉を頂きました。ご自身のご健康維持の上でたいへん重要な講義内容となります。

講義冒頭にて、我が国の振動障害発生の歴史(1965年北海道釧路にて発生)より入らせて頂きまして、

かつては林業の作業の場にて最も多い障害認定が今や業種別では

建設業が認定者の55%を占められましての最も多い職種となっております現状の中での

再度の御認識を頂きました。

「工具の種類」・「工具選定のポイント」・「作業開始前及び日常の点検」

・「振動障害の原因及び症状」・「振動障害の予防措置」・「作業の進め方」

・「A(8)での時間管理」・「振動工具の作業時間」・「振動障害を予防するための

適切な服装及び保護具」・「日常の健康管理」・「災害事例」・「関係法令」の押さえるべきポイントを

把握して頂きました。

特に厚生労働省発出平成21年7月10日改正通達の内容であります、

「工具ごとに各工具メーカーさんが表示の振動値にもとづき、

一日の作業時間を定める」:ノモグラムを使いましての演習には、

ご受講頂きました皆様より「さすがヨーロッパから来た考え方だ。」

・「難しい計算式ではなく、こんなに簡単に作業時間が出せるとは驚き。」という声が上がりました。

「万が一に備えましての当講義の内容につきましては、家づくりの場でも必要であり、大切なことです。」

とのご受講頂きました皆様からの総意に、更なる展開推進の覚悟をさせて頂きました。

振動工具教育受講写真

2016/11/08実施・教育研修名:「振動工具特別に準ずる教育」

「振動工具特別教育に準ずる教育カリキュラム」.pdf