2016/12/14実施・教育研修名:「丸のこ作業従事者教育」

・教育研修名:「丸のこ作業従事者教育」

・開催日:平成28年12月14日(水)

・ご受講者数:18

≪講師所感:特に強く感じましたこと≫

我が国の様々な作業の場にて、昭和50年代半ばまでは、手で引く「のこぎり」が多用されておりました。

その後、非常に便利な電動工具であります携帯用丸のこが開発され市販されました

。一分間で4,700回転という、特急列車並みのスピードで回っております携帯用電動丸のこ

・・・便利ではありますが、使い方を誤りますと死亡災害に至ります。

過去10年間で作業中に39名ものかたがお亡くなりになられました結果、

平成22年7月14日厚生労働省労働基準局安全衛生部長通達によりまして、

携帯用電動丸のこを使用の際、作業者は4時間のカリキュラムに基づく

教育受講修了証の携帯が求められます中での当講義内にて、労働安全衛生法の定めであります

「事業者責任」と「労働者遵守義務」につきまして、更に罰則規定が設けられております内容を

改めてご確認頂きました。丸のこ作業従事者安全教育のカリキュラムに盛り込まれております

「実技」につきましては実際に全員の方に合板を携帯用丸のこにて一列切断して頂きましたが、

切断前の「点検が重要です!」と、

①スイッチが切れていることを確認します。

②コードの傷み具合と共にコンセントのガタツキを確認します。

③コードの位置が作業に支障がないかを確かめます。

④保護カバーの動きを確かめます。

⑤切り込み深さを確かめます。

⑥歯の締め付け状態を確かめます。

の順にて行って頂きました内容は、全員の方が「初めて知りました。」とのことにて、

今後の丸のこ作業の場にて、再度確認実践の励行意識の統一をおはかり頂きました。

何よりもご自身そして仲間の方がお一人でもケガをなされることのありませんように、

緊張感のご継続と仲間の方への「ご安全に!」のお声掛けの再度のスタートと致しましての

「安全と健康を確保すると共に快適な現場環境づくり!」へ向けましての

当講義内容・進行のご理解を頂きました。

丸のこ作業従事者安全教育受講写真

・教育研修名:「丸のこ作業従事者教育」 

「丸のこ作業従事者安全教育カリキュラム」.doc