『笑顔の価値』
◎経済効果!・・・笑顔の役割。
あるお店では“スマイル0円”と表示しているように、笑顔に値段をつけられないと
大半の人々は思っているはずです。
しかし、イギリスの研究グループが遂に笑顔の値段を明らかにしました!
イギリスの新聞『the Guardian』のニュースサイトから、笑顔に対する研究結果をお伝えします。
<笑顔だけではお金持ちにはなれない!>
バンガー大学の調査員たちは、誰かが笑顔になったとき、
その笑顔を見た人々の反応をテストするコンピューターソフトを開発し、
笑顔の経済効果を算出しました。
スマイル一つは、3分の1ペニーの価値であるという結果になりました。
(1ペニー:30円・日本物価的には60円)
スマイルは0円ではなかったにしろ残念ながら、笑顔を作るだけでは大金持ちにはなれないようです。
・・・しかし、ニコッとするだけで、20円と考えますと、一日10回ニコッ=200円
・・・積み重ねますと大きいのです。
<笑顔には大きな役割があった!・・・経済効果!>
また、研究グループによると、ニコッと笑顔を作ることは、人間関係において
大きな影響を与えると伝えています。研究を進めて来られた方によれば、
笑顔は社会的通貨のような役割を果たすといいます。例えば笑顔には買い物客に、
予算以上のお金を使わせてしまう力があると語っています。
たしかに、買い物に行って、店員さんが素敵な笑顔で接客をしてくれたら「これ買っちゃおうかな」とお金を使ってしまうこともありますよね。
その他にも、初対面で誰かに会ったとき、相手に対する印象は笑顔により変わるといいます。
研究グループでは、“向けられた相手の笑顔に対し、こちらも笑顔を返さなければ
会話は終わりに繋がる“ことを明らかにしています。
相手がニコニコ話してくれているのに、自分は愛想がない表情をしていれば、
自然と会話がなくなってしまうのも納得ですよねまた仕事において、
笑顔は共同作業力や生産性を促進させる役割もあるとのこと。もし仕事のミーティングで、
心からの笑顔がより多く見られるようになれば、目的を達成できる可能性が
グンと高まるはずであるとも伝えています。
他にも、レストランでウェイターに心からの笑顔でサービスを受ければ、
ウェイターに対するチップを増やしたり、そのレストランを友達に紹介したりと、
レストランの売上に繋がります。このように笑顔には経済を膨らませる効果もあるようです!
<ただし例外の場合もある>
しかし笑顔の銀行員や政治家らがイギリスの経済復興の助けになるかというと研究結果では、
あまり自信が持てないといいます。研究グループの方は、
「私たちは皆、金融恐慌が少なくとも銀行によって早まったことを知っています。
恐慌によって増税が行われたり給料がカットされたりし、職を失った人々が、
数百万ドルのボーナスを貰ってとても嬉しそうなしている銀行マンや、
増税を免れた政治家たちを見て前向きな気持ちになれないのも当然のことでしょう」と。
日本の政治家もそうですが、いくら本当に笑顔を浮かべていたとしても、
彼らに対する印象が悪い限り、その笑顔に励まされたり、前向きな気持ちにはなれませんよね。
※笑顔は、経済的価値よりはむしろ、人間関係において大きな役割があります。
笑顔が苦手な人もいるかもしれませんが、あなたのスマイルで話す相手を幸せな気持ちにしてみましょう!
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