『生きる』
過ごして来た日々を思う。つらいこと・苦しいこと・・・たくさんあった。
思い出したくない。今も心に刺さっている。
いつまでも忘れることはできない。
しかし今の自分にとって、糧になっている。確実に前進している。
冷静に、心をまっさらにして振り返ってみると、たった一人で乗り越えられたものであったかどうか
・・・乗り越えられたと言えるかどうか・・・わからない。
でも誰かしらいた。助けて下さるかたがおられた。自分ひとりではなかった。
だから今の自分がある。いつの日か自身がこの世を去る時に、感謝の気持ちでいられるか。
おだやかに、ありがとうと言えるのか。明日をも知れぬわが命。
誰もが長生きがしたい。願望と現実は異なる。
本来、そのことをかみしめて生きなければならない。
しかし目を伏せている自分がいる。
考えないようにしている自分がある。
今を支えて下さっているかたがたを、声を掛けて下さるひとことひとことを、ありがたいと感じなければ。
強く感じなければ。・・・今日、あいたいしたかたは明日おられないかもしれない。
逆に自身がいないかもしれない。
そんな中、厳しい戒めの言葉であっても素直に受け取らなければならない。
今日より明日へ。他のかたへの影響力などという大それたものではなく、
自分もあいたいするかたから「ありがとう」と思って頂ける生き方ができれば。
・・・今日が終わり、明日が始まる。時が過ぎて行く。
瞬間ごとに「良かったー」と思える。「うれしい」と感じる。
涙・笑い・・・前進。
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