・教育研修名:「足場の組立て等の業務に係わる特別教育」
・開催日:平成29年5月22日(月)
・ご受講者数:44
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
今回のご受講は、低層住宅ご関連ご施工者様でしたが、法定カリキュラム内訳のご確認から
講義へ入らせて頂きました。
この数年の5m未満からの墜落・転落災害多発の結果、当特別教育新設の意義。
更には、数年に一回、足場上にての作業者が墜落発生・数年に一回、足場上にて点検実施者が
墜落発生・数年に一回、足場を使われての資材搬出入時に墜落発生と多くの方がけがをされ、
尊い命が失われた後の、足場特別教育新設背景をご理解頂きました。
特に低層住宅ご関連作業の方が、脚立をならべて足場板をのせます脚立足場からの転落死亡も
多数発生ののちの今回の特別教育新設であります旨もご確認頂きました。
講義内にて、足場災害発生内容を各グループにて『どうして起きたのでしょうか・二度と起きない対策決定』の
お打ち合わせを行って頂きまして、その結果をご発表頂きました。
各職種ごとに作業環境は毎年大きく移り変わり、日々の作業の中でも時間と共に
作業環境が変わりますことも併せまして再度ご確認頂きました。
また法律の定めであります足場の組立て・解体・変更の「変更」作業は、足場板一枚はずすことも
「変更」作業該当でありまして、足場についての正しい知識を習得した上での作業実施の観点より、
「足場の組立て等の業務に係る特別教育」が労働安全衛生規則第36条39号として追加となりましたこと、
従いまして当特別教育内容を的確に押さえられましての日々の作業へのご反映こそが
今後の事故災害防止へ向けまして肝要であり、併せましてお仲間のかた同志の声掛け運動が含まれます
コミュニケーション活性化のお取組みも極めて大切でありますこともご理解頂きました。
閉講時に退出口にてお一人お一人「おつかれさまでした」のご挨拶をさせて頂きました際の、
皆様の安どの表情がたいへん印象深く、今後の実作業の場にてのご実践を感じさせて頂きました。
・教育研修名:「足場の組立て等の業務に係わる特別教育」
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