『 人の心 』
日本人:人と人との間にはよく情が通じ、人と自然の間にもよく情が通じる。「人の心=情緒
・・・人は情緒を形に現わして生きている。形に現われる時、喜びを感じる。
それが、「生きがい」です。
桜の花はいいなあと見るのが情緒。小学校のころは情緒の出来上がる時代、
中学校のころに知性・意思が出来上がっていきます。情緒の中心の調和がそこなわれますと人の心は乱れがち。
人の情緒は固有のメロディーで、その中に「流れ」と「彩り」と「輝き」があります。
メロディーがいきいきしておりますと、生命の緑の芽も青々としているものです。
情緒は、「知」・「情」・「意」・「感覚」の各分野にわたって分布しています。
「知」:印象化される。(漠然とした印象が残る)
・「情」:純化される。(素顔だけになる、素朴化)
・「意」:霊化される。(向上しようとする目的を持った意思に変わる)
・「感覚」:浄化される。(けがれがとれる)
こうしてできたものは、皆まじり合います。この全体が『情緒』です。
・・・今の時代を生き抜く、大切な人の心です。
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