[ どん底やりなおし ]
◎どん底まで落ち込んだ時に人生を立て直す道しるべ。
恐れは考えても克服できない。
行動あるのみ。
今まで鬱になったことがない人にとって鬱になるのは不思議なことです。
突然生活上のあらゆることをするのが億劫になってしまうのです。
すべてが困難。
何をするにも相当な努力が必要で、毎日が奮闘。
それは自身の思考を打ちのめし、どんなことも、「無意味だ。
こんなことはすべて全く無意味だ」と考えている自分がいるのです。
奮い立たせて求人に応募しても、「こんなことはムダでしかない。
なんで自分はこんなことをしているんだろう」といつの間にか考えてしまうのです。
自分で自分のあらゆる行動を妨げてしまうのです。
・・・当然のことですが、人生の全てを無意味なものとして見ると実際にそうなりますし、
本当にもがき苦しみます。
・・・これからご紹介する方法が最悪だった人生をうまく逆転させる道しるべとなり得ます。
<幸福感をもたらす活動を生活に取り入れる>
どん底から人生を立て直そうとしている時は、毎日が混乱に満ちています。
そこから立て直すために行う重要なことの一つは、
生活の中に自分が幸福と感じられる日課を取り入れることです。
これによって生活のリズムが取れて安定性が加わります。
たとえば、一日の中で自分が好きなことを全部書き出し、リストにすることによりまして、
自分が一番楽しんでいるのは何かがわかります。
例)「コーヒーを飲みながらテレビをみること」
・「運動で汗をかくこと(心を無にできるので気分が良くなる)」
・「ゆっくり外を歩くこと(平和と静けさを楽しめる)」というわけで、
重要なポイントは自分の好きなことで、時を満たす方法を見つけるということです。
自分にとっての幸福をもたらす日課を作って実行することです。
その積み重ねです。
<「30日実験」をしてみる>
一日のうちで自分のペースが波に乗っているのはどんな時かを見つける努力を30日間継続してみます。
波に乗るのは誰もが経験したことがあるはずです。
時間があっという間に過ぎてしまう活動は楽しくて、学びと成長があります。
そこで、食事前に波に乗ったことを書き出します。
「自分は何をしていたか?」
・「波に乗っていると感じたか? 」
・「楽しくできたか? 」
・「時間が苦も無く流れたか?」
・「 心は無の境地であったか?」と。
30日経ってみると、自分が自然に没頭して、知らず識らずのうちに大きな幸福感を感じていた活動について
多くの情報を得ることができます。
そして、どの活動で自分は自然に幸福になれるのかがわかったことで、
そうした活動を日々取り入れる努力を始めるのです。
<悩ます問題にあえて向き合う>
自分を悩ます「しつこい」問題に向き合うことです。
言い換えるなら、一日のうちで自分を最も不幸にしていたことと、
自分の気分に一番影響を及ぼしていたのは何だったのかを特定することです。
いくつかのことについて掘り下げて考えてみます。
日々向き合うことで、軌道修正に至ります。
・・・人生のどこかの時点でどん底に落ち込んでしまうことがあります。
そんな時は何もかもが、うまくいかないように見えます。
楽しめるものは何もない気がします。
あらゆるところにやりにくさを感じます。
ですが、改善するための工夫が必ずあります。
そして、人は自分で思っているよりもずっと立ち直りが早いことを決して忘れないで下さい。
コメントを残す