253[ 嫌と感じることを正しく把握 ]◎それぞれの世代には独自の価値観あり、年代別に嫌と感じることを正しく把握して対応⇒スキルアップ

[ 嫌と感じることを正しく把握 ]◎それぞれの世代には独自の価値観あり、

年代別に嫌と感じることを正しく把握して対応⇒スキルアップ!

職場における労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境を形成することを目的として、

労働安全衛生法が定められております。

 また新規採用の際、「コミュニケーション能力が高いこと」が重要視されております。

 ですが、職場内における世代間のコミュニケーションの難しさが

大きな課題となってきておりますことが現状です。

 職場環境に関する意識調査内、「世代別の嫌と感じること」の結果を各人が真摯に受け止め、

日々の対応が何より大切なこととなります。

<20代:嫌と感じること>

「上司に叱咤されること」(21%)

・「有給を取りにくいこと」(16%)

・「最近の若い人は…と言われること」(14%)

・「職場での飲み会への参加」(14%)

・「職場の同僚とのランチ」(10%)

・「上司・先輩・同僚・後輩との雑談」(9%)

・「後輩への指導」(8%)

・「上司に分からないことを質問すること」(8%)の順にて、

「上司に叱咤される」・「上司に質問する」の上司関連が約3割に対して、

「飲み会」・「ランチ」・「雑談」など仕事以外のコミュニケーションを持つことが

合計で35%という結果です。

<30代:嫌と感じること>

「上司に叱咤されること」(15%)

・「職場での飲み会への参加」(15%)

・「有給を取りにくいこと」(15%)

・「部下への指導」(10%)

・「上司に分からないことを質問すること」(10%)

・「上司・先輩・同僚との雑談」(9%)

・「能力給」(7%)

・「職場の同僚とのランチ」(5%)の順にて、

30代は中堅社員となり、社会経験を積み、体力も気力も十分な働き盛りだからこそ

「職場に不満はない」(14%)といった結果も得られましたが、

「能力給が辛い」・「部下への指導が辛い」といった具体的な理由が挙げられております。

<40代:嫌と感じること>

「職場での飲み会への参加」(14%)

・「上司に叱咤されること」(13%)

・「有給を取りにくいこと」(13%)

・「部下との世代ギャップを感じること」(11%)

・「部下に指導すること」(11%)

・「特に新入社員とのコミュニケーション」(9%)

・「上司・先輩・同僚との雑談」(6%)

・「上司に分からないことを質問すること」(6%)の順ですが、

経験を積んだ40代では「職場に不満はない」が17%でした。

反面、「新入社員とのコミュニケーションが辛い」や「世代間ギャップを感じる」

という思いも目立ちます。 

40代のベテラン層は、豊富な経験と、専門スキルを持ち合わせている点が

各職場内にて高く評価されておりますが、世代ギャップを感じるというように、

コミュニケーションにつきましては苦痛を感じている結果があります。 

バブルの熱狂を知る世代と、生まれてこのかた下り坂しか知らない世代では、

世代間でのギャップが生まれております。

それぞれの世代には独自の価値観があり、それぞれの世代で職場への不満は

変わってきているのも事実です。

特に人間関係に苦痛を感じるケースでは、時として休職、

退社に追い込まれることもあります。 

また、世代間ギャップに関する苦痛は時として、

「モラル・ハラスメント」・「パワー・ハラスメント」といった問題にも発展するケースがあります。

職場の人間関係で悩み、個人の立場での解決が難しいと感じた場合は、

最寄りの専門家に相談してみることも一つの手です。 

意外と簡単に解決することがあります。 

ですが本来は、上述内容を各人が正しく把握後、職場の仲間同士の連携対応の

積み重ねこそが何より大切なこととなります。