[ 正しい相づち ]◎肯定的な相づちを打てば、相手が好意を抱き、会話もスムーズになります!
<「イラッとする相づち」集計>
会話しているとき「へえ~」などと気のない“相づち”をされてイラッとした経験はありませんか?
あいづちは会話に不可欠なものですが、仕事上で使うのは意外にむずかしいもの。
「ふーん」などと、何気ない相づちで相手を不機嫌にしてしまいがちです。
では「イラッとする相づち」とはどのようなものでしょうか。
調査の結果、最も評判の悪かった相づちは「はいはい」(44.8%)。
理由は「こちらの話に興味がなさそう」・「言葉遣いとして失礼」・「バカにされている感じ」等々。
次が「ふーん」と「うん」・「うんうん」で共に23.0%。
さらに「へえ~」(13.5%)、「ああ」(9.2%)、「ええ」(7.9%)などです。
・・・「はいはい」は“先取りの相づち”ともいわれ、会話においてタブーです。
相づちは話し手の意見を承認して、安心感を与えるものです。
「はいはい」では話し手より上に立つ感じが出てしまいまして、承認ではなく否定イメージを与えます。
不安どころか不快にもさせかねません。
日本語の会話は相づちが多く、話し手と聞き手は餅つきのつき手と返し手のような役割になっています。
「正しい相づち」を打たないと話し手の不安感が高まり、会話が成り立たなくなります。
では「正しい相づち」とは?※相づちには「はい」・「ええ」などの“会話維持機能語”と
「そうですね」・「なるほど」などの“そう系”があります。
特に大切なのが“そう系”の使い方です。
話し手が「~だよね」と相づちを要求するサインを出したとき「そうですよね」と
肯定的な相づちを打てば、相手が好意を抱き、会話もスムーズになります。
ただし、わざとらしくならないために「はい」・「ええ」を交えて、
要所要所で“そう系”を使うことが重要です。
<「ナイスな相槌」集計>
自分が発言するだけでなく、相手の話を聞くスキルが大切です。
ナイスな相槌』」について聞いてみました。
使うだけで相手が話しやすくなる万能な合いの手ってどんなもの?
ナイスな相槌の調査結果は、「なるほど!」(17.9%)・「そうなんですねー」(15.4%)・「いいですね!」(14.6%)
・「わかります」(12.2%)
・「そう思います」(11.4%)
・「そういうこと、ありますよね」(9.8%)
・「それはすごい!」(9.8%)の順で、
第1位は「なるほど!」でした! 同意や納得を表すこの言葉。
相手の話にこれをはさめば「ちゃんと聞いてくれている」と相手は感じてくれます。
同じような意味の「たしかに!」・「本当に!」を使うのもオススメです。
第2位は「そうなんですねー」。
人が話しているときは、共感すると好感度UP。
マイルドな響き「そうなんですねー」は、会話の邪魔にならずに話を受け止めている雰囲気を出せます。
第3位は「いいですね!」。
積極的に相手を肯定して、会話をいいムードに持っていくのも手です。
自慢話の合いの手としても重宝します。
「それはいいですね!」・「すごくいいな!」など、言葉を足して活用しましょう。
☆話を聞くスキルがあれば、どんな人ともうまく会話ができるものです。
使える「ナイス相槌」をマスターして、コミュ力を上げていきましょう!
コメントを残す