[ ゴミ情報をすてる⇒正しい判断 ]
◎ゴミ情報があると本当に必要な情報が入らず、正しい判断ができなくなります。
・・・つまり成果が出ない「残念な人」になってしまいます。
何の目的も持たずにダラダラ入手したその情報。
あなたが、今、集中すべき課題解決に役立つものですか?
<不要な情報はゴミ⇒あらゆる面でマイナス> 見返す予定のない資料の山、
何年も着ていない服、放置されたままサビ付いたりカビが生えたりしているようなグッズ……。
これらはきちんと目的をもって使われていればいいのですが、そうでなければ不要品です。
ただのゴミです。
しかしゴミのために必要なものが見つからない
・ゴミのために不衛生になって悪影響を及ぼす
・ゴミのために空間を維持するコストが掛かる、そのようなことを考えるとどうでしょう?
不要なだけではない、むしろ、あらゆる意味でマイナスな存在です。
頭のゴミも同じです。
ゴミ情報とは、今のあなたには関係のない情報。
何の目的も持たずにダラダラ入手した情報。
あなたが、今、集中すべき課題解決には役に立たない情報です。
ゴミ情報は不要な情報であるばかりではなく、
ノイズとなり本来頭に入れなければならない情報を阻害します。
なぜなら、人間のワーキングメモリは小さく、一度に多くの情報を処理できないからです。
(一説には秒間7ビットほどで、3人が同時に話すともう何が何だか理解できない程度です)
ゴミ情報があると本当に必要な情報が入らず、正しい判断ができなくなる。
つまり成果が出ない「残念な人」になってしまいます。
ゴミ情報はリアルなゴミと同じで、あらゆる面でマイナスな存在です。
まずはゴミを捨てること。
頭の整理はそこからのスタートです。
しかし一度頭に入ってしまった情報は捨てられるのでしょうか?
<過剰摂取が生み出すモヤモヤ病>
頭のモヤモヤは、情報の過剰摂取による病気のようなものです。
情報の過剰摂取は麻薬のようなもので中毒性があります。
例えばテレビ番組を観るとき、ネットサーフィンするときに、あなたは目的を持ってやっていますか?
ほとんどの人は、ただ面白そうなものをやっているからテレビを観たり、
リンクをたどってWebサイトを観ているのではないでしょうか?
朝からスマートフォンでニュースをチェックし、暇さえあればツイッターを更新し、
好きなブログを読む。
新聞を斜め読みし、雑誌をめくり、人気のベストセラーを読んで、周囲と共通の話題で盛り上がる。
誰もが日常的にやっていることです。
しかし情報量が勝負だった時代は終わりました。
情報量が少ないことを不安に感じる必要はこれっぽっちもありません。
ほとんどの人は過剰摂取なのですから。
<頭の断捨離(目的のない情報収集の習慣を絶つ)>
頭をスッキリするためには、不要な情報を捨てて頭の風通しを良くすることが先決です。
では具体的にどうすれば良いのでしょうか?
頭のゴミは果たしてモノのように廃棄することができるのでしょうか?
キーワードは「断捨離」です。
断捨離は、ヨガの「断行」・「捨行」・「離行」という考え方を応用した処世術です。
あなたの人生や生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、
モノへの執着から解放され、身軽でスッキリした生活を送ることを目指しています。
重要なことは、不要なものを選別し、執着心を捨て去ることです。
情報に対して「もったいない」とか「なるべく多い方が良い」と考えるのはナンセンス。
やみくもに情報に触れるのは止めるべきです。
もし、あなたが本当に結果を出そうとする人、夢を実現させたいと思う人、
目標を絶対達成したいという人なのであれば、もっともっと明確な目的意識を持って
情報を取り入れるべきです。
<冷蔵庫の食材を腐らせないために>
情報収集は、料理で言えば材料を買うようなものです。
たくさん材料を買って、冷蔵庫にしまっておく。
なんとなく安心できますよね? しかし、目的は料理を作ることです。
料理を作って食べることです。
食事を通してコンディションを保ち、家族や仲間との関係を円滑にすることです。
それなのに、もしも料理を作らないで材料ばかりを買い込むとどうなるでしょうか?
そう、「腐ります」。
腐ったものがあれば、ほかにも影響が出ます。
ですから腐ったもの、使えない材料はすぐに廃棄し、本当に料理する材料だけを残すべきなのです。
そしておいしい料理を作るのです。
情報収集において料理を作る、というのは「断片的な情報をつなげて自分なりの文脈に紡ぎ出す、
すなわち物語を作る」ということです。
情報はどこまで行ってもただの情報。
ネット検索で得られるような断片的な知識はどんなに多く持っていても知識以上にはなりません。
自分なりに調理し、加工して、初めて「知恵」になるのです。
自分はどんな料理を作りたいのか? それに必要な材料はなにか? ということが一番大事なのです。
スーパーに食材を買いに行く時も、今日はコレが安いといって何を作るかも考えずに
材料を買うのはいただけません。
栄養価を考え、誰に、どんな風に食べて欲しいのか、目的を決めていくべきです。
<まとめ>
テレビを見るとき、ネットを見るとき、本屋に立ち寄るときに
「自分のキーワード」・「自分のテーマ」を持ちましょう。
そして、その情報は自分にどうつながるのか? 自分の求める課題解決のヒントにつながるのか?
そうした意識を常に下地に持って情報に接触しましょう。
そうすれば、自然と不要な情報はこぼれてあなたの頭の中でゴミ化することはありません。
他の人と同じ情報を持っていることを安心材料と考えるのではなく、
自分オリジナルの考え方を生み出すことに重点を置きましょう。
それが必ず『正しい判断』につながります。
必ず『成果』が出ます。
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