[ 行動力と交渉力 ]◎成功するための要素:「行動力」と「交渉力」
<行動を起こすことを阻む3つの理由 >
ダイエットを続けたい、禁煙したい、いま取り組んでいることを成し遂げたい…。
このように、あなたの周囲で「変わりたい」と悩んでいる人はおられませんか?
そして、もしその人に相談されたら、あなたはどんなアドバイスができますか?
何より、そもそも自分自身が変わりたいと思っている人はどうすれば良いのでしょう。
相手が変わりたいと言っているのになかなか行動を起こさない場合、
あるいは自分自身が行動を起こそうとしているのに、どうしても始めることができない場合、
主な理由は3つあります。
1つ目は、前進するために必要なスキルがないこと。
行動を起こすために必要な情報や訓練が足りていなければ、
どうすればいいのかわからなくなってしまいます。
逆に必要なものを得られれば、またやる気がみなぎってくるはず。
専門家に相談するというのも1つの手です。
2つ目は、時期や状況が悪いこと。
人はどうしてもやりたいことがあるとき、その方法を見つけるか、
とりあえずそのための最初の一歩を踏み出すものですが、
時には本気で行動を起こしたいにもかかわらず、
外部的要因によって行動を起こせない場合があります。
3つ目は、自分の真の願望を認識していないこと。
現実の問題から逃げるために、見せかけの願望をつくり出すことがあります。
更に、自分自身の本当の願望ではなく、親やパートナーや友人といった周囲の人の意向に
引きずられることもよくある話です。
このようなときには、自分が本当に望んでいるものを見つけることだけを考えるようにしましょう。
・・・変化することを自分自身の問題ととらえて、自分が変わろうとしている理由について考えます。
なぜ自分が変わりたいのか。
その小さなきらめきさえ見つけられれば、いつか人生を変えることができます。
<人生を後悔しがちな人の行動法則>どんな道を選んでも後悔だけはしないような
人生を送りたいというのは、多くの人に共通する気持ちでしょう。
しかし、人生を決めるのは心がけではなく行動です。
どんなに「後悔したくない」と思っていたとしても、
後悔しないためにどんな行動をとるべきかがわかっていないと、結局は後悔することになります。
では、「後悔しない行動」・「後悔してしまう行動」とはどのようなものなのでしょうか。
「人生を後悔してしまう人の行動」をピックアップしてみます。
●「結果」にこだわらない。
:「がんばること」・「努力すること」は確かに大事なことです。
ただ、その目的である「結果を残すこと」がないがしろになり、
プロセスばかりを重視するようになると「がんばっている自分」に満足してしまい、
いつまでも結果が出ないまま“ぬるま湯”に浸かり続けることになります。
本当の満足感は、結果や成果なしでは得られないものです。
そして、結果が出ず、満足感を得られなかった「がんばり」は、やがて後悔に変わるかもしれません。
●常に「傍観者」の位置から動かない。
:職場で改善すべき点を見つけたり、街中で困っている人を見つけたりした時、
私たちはしばしば「自分には関係ない」・「誰かがやるだろう」と傍観者の立場に徹して、
何もアクションを起こさなかったり、見て見ぬふりをしてしまうことがあります。
しかし、自分の身の周りの環境や社会は、自分が当事者意識を持って動かないことには変わりません。
「あの時ああすればよかった」と後から悔む前に、自分の周りのおかしなことや理不尽なことを
「自分の問題」として捉えて、解決に向けて少しでも動くことが、後悔しない人生の秘訣なのです。
●時間の使い方が「受け身」。
:誰にとっても平等で、有限である「時間」を自分中心に使うか、相手に合わせて使うか、で、
人生の質は大きく変わってきます。
たとえば、誰かと会う約束をする時に、自分の都合を主張せず相手の都合に合わせてばかりいるのは、
時間の使い方として「受け身」。
これでは自分の人生なのにわざわざ脇役に回るようなものです。
相手への気配りも大事ですが、その前に大事なのは自分です。
「自分は相手から必要とされているに違いない」という自負があれば、
自分の都合を主張するのに遠慮する必要はないはずです。
・・・惰性で続く日常生活や、気づかいばかりの人間関係、楽しめない仕事など、
私たちの毎日には後悔に結びつきやすい要素が多々あります。
<「勇気がない人」3つの特徴>
自分がやると決めたことにひたむきに取り組んで、次々と成功させていく人と、
頭の中に計画はあるものの、なかなか実行に移せない人。
両者の違いは「行動力」ですが、行動力のあるなしは、
つまり行動を起こす「勇気」のあるなしだといえます。
しかし、なかなか場面場面で勇気を持つことは困難を伴います。
では、勇気を持てない人の考え方とは?●思考がネガティブな人。
:不平不満や妬み、憎しみなど、人間が持つ負の感情はさまざまですが、
そのどれもがその人の事実の受け取り方によって生まれるものです。
このようなネガティブな感情にとらわれていると、「どうせ自分なんて」と
自分への評価も低いものになりがち。
それでは、行動できないのも無理はありません。
ネガティブな思考を消すためには物事を前向きに捉えるのが一番ですが、
物事の捉え方を変えるのにはそれなりの時間がかかるもの。
まずはネガティブな感情を引き起こしている原因について徹底的に考えてみましょう。
●怖がりな人。
:「恐れ」の感情も行動を抑止してしまいます。
「恐れ」というのは経験の不足によって生まれます。
つまり、先行きがわからない時、これからどうなるという予想が立てられない時に生まれるのです。
でも先行きの見えない状況が怖いのは行動力のある人も同じ。
彼らは「恐れ」に打ち勝ってきたのです。
「恐れ」に勝つために必要なのものは、物事を探究する好奇心です。
「恐れ」の原因を突き止めて、前に進んでいける人になるには、自分の関心のあることを、
うまくいくまで掘り下げる経験を積むことが重要になります。
●欲のない人。
:何かを成し遂げたいという気持ちの大元には「欲」があります。
何かを欲する気持ちがあるからこそ計画を実行に移したり、チャレンジすることができるのです。
悪いイメージで語られることの多い「欲」ですが、向上心も探求心も、元をただせば「欲」です。
行動力をつけたい人は「自分が欲しているもの」を意識して
「欲」のエネルギーを解放してあげることが必要です。
どんなに良い計画でも、実行に移さなければ成就することはありません。
・・・上記が「勇気」を出すための考え方やものの見方ですが、
仕事やプライベートでパワフルな推進力を持ちたい人は参考にしてみてください。
<「目標」を実現するための3つの方法>
節目を向かるたびに、何か新しいことに挑戦したい! と考えている人はいませんか?
転職、習い事、資格試験の勉強など、挑戦したいことは様々だと思いますが、
「挑戦したい」と思っても、なかなか行動を起こせない、
一歩踏み出す勇気が出せない人が案外多いのではないでしょうか。
最後の一歩を踏み出して行動に移すための「行動力の鍛え方」をいくつかご紹介致します。
その1.「調べる」→「文章化」で想いを形にする。
想いを文章にすることで、自分のやりたいことが、より明確にイメージできるようになります。
「なぜそのことをやりたいのか?」・「そのためには何が必要か?
誰に会えば近道になりそうなのか?」など、文章化することで
その目標がより立体的に把握できるのです。
その2.周囲に言いまくる。
「自分はこういうことがしたいんです」と、とにかくいろんな人に伝えてみましょう。
「関係がありそうなかたがまわりにいたら紹介してください」と100以上の人に言い続けて下さい。
すると、どこかで必ず有力な情報を持っている人が出会うことができるはずです。
また、「有言」することにはリスクがあります。
言ってしまったら、「やらなかった」、または「できなかった」時に
「無実行」なってしまうかもしれないというリスクです。
しかし、「有言」したリスクによって、人はプレッシャーを感じ、
そのプレッシャーこそが最初の行動の原動力になるのです。
その3.「すごい」と思う人を勝手にモノマネする。
最初の行動を起こすために大きな障害となるのは、「恥ずかしい」という気持ちであることが
多いです。
そんな時は「やりたいこと」をすでにやっている人を見つけてモノマネしてみましょう。
「すごい」人がやっていることを真似するのなら「恥ずかしい」とは思わないですよね。
・・・大切なのは目的や目標、夢を頭の中で完結させずにアウトプットすることです。
今持っているやる気が冷めないうちに、ぜひ「挑戦」してみて下さい。
<「交渉力」があればピンチも切り抜けられる>
数々の困難を「交渉」によって打破し、不可能だと思われる案件を可能にする
「交渉」の秘訣をご紹介致します。
●必要以上にかしこまらない。
:お願いする立場だからといって、かしこまりすぎてしまうと、
こちらの思いや熱意が伝わりにくくなってしまいます。
かといってフランクになりすぎるのもよくありませんが、
はじめに依頼するときは相手に親近感を持たれるよう、
ビジネスライクすぎるメール文面や話し方は避けた方がよさそうです。
●可能性のある選択肢は、すべて書き出す。
:分が悪い状況を打開したい時は、どんなに実現性が乏しい案でも、
思いついたことは全て書き出すようにしましょう。
たとえ荒唐無稽な案でも、複数組み合わせることによって実行可能な案になることがあります。
●限界提示と次善策は同時進行で。
:交渉に期限がある場合、その期限までに話をまとめることが難しいケースも出てきます。
そんな時は交渉相手に状況を説明し、こちら側の時間的な限界を提示しなければなりません。
そのうえで次善策を考え、同時進行で話を進めていけば交渉失敗のリスクを減らすことができます。
・・・上記の交渉術は、一般的な商談にも使えるものばかりなので、
交渉が苦手、対外折衝がうまくなりたい、という人には参考になるかもしれません。
それにしても、世の中やってみなければわかりません。
<まとめ>
「行動力」と「交渉力」、この二つさえあれば、困難な状況も切り抜けられます!
・・・そしてその積み重ねは、より良い人生への歩みでもあります。
コメントを残す