[ やる気 名言 ]
◎自分も周りも「ぐっとポジティブになれる」お仕事名言とは?
歴史上の人物は、ためになる言葉を残されてます。
よく、先人の言葉に学ぶと言われます。
では身近なかたの名言は?・・・昔から「休み明け」が苦手かたがいらっしゃいます。
休みがうれしく待ち遠しいのとは裏腹に、
休み明けは、憂うつ・不安・緊張がぐるぐると交互にやってきます。
学生時代、新学期が始まる前日は緊張で眠れませんでした。
会社員になってからもそれは同じ。
仕事が嫌いなわけではないけれど、早起き、通勤電車、毎週月曜の朝礼、残業
……そういったもろもろが頭をよぎると「ああ、またあの目まぐるしい日々が訪れるのか……」と
今まで自分がそれらを平然とこなしていたことのほうが奇跡に思えました。
けれど、そんな自分を反省したことがあります。
それはベンチャー企業に勤めていた時のこと。
お正月休み明けの朝礼後に、役員が「あー、仕事やりたくてやりたくてしかたなかった!」と
腕まくりをしながら言ったんです。
衝撃でした。
まさに“お仕事名言”です!『自分の仕事を好きなことは仕事人として最強である。』
これを聞いて「そうだよね、仕事が憂うつだと思った時点で負けてるよね……」と、
ちょっとした敗北感を抱いたのを覚えています。
役員への敗北感というより、自分が自分に負けた悔しさです。
仕事に取りかかる前に、気持ちで逃げていちゃダメじゃないか……。
逃げ腰の自分が情けなくなりました。
「仕事がやりたくてしかたない」――こんなセリフが自然に出てくるくらい仕事が好きな人だから、
役員にまでなられたのだと思います。
自分の仕事を好きでいられる人は仕事人として最強ですから。
・・・自身を省みて、たかが「休み明け」に怯えている場合じゃない。
ウキウキしながら仕事にぶつかっていけるくらい仕事を好きでいなくちゃ、
立派な仕事人とは言えないなと反省しました。
同時に、そういう前向きな言葉を自分から発していくことの大切さも学びました。
その時その場にいた人はみな、そのひと言で背すじがシャンとしたはずなんです。
社員の間に漂っていた「だるっ」とした気分をその言葉が取っ払ってくれて、
背骨にぐっとしんが通りました。
・・・というお話です。
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