[ 3・3・7 睡眠法 ]
私たちはひと晩ぐっすり眠るだけで約 300kcal ものエネルギーを消 費します。
これは、なんとジョギング1時間分に相当します。
きち んと眠ることができれば、1 か月で-1kg、半年で 5kg 以上やせられ る計算になります。
なぜきちんと眠ればやせられるのか? そのカギ は成長ホルモンが握っています。
寝ている間に分泌される成長ホル モンには 2 つの働きがあります。
1 つは疲労の回復、もう 1 つは蓄積 された脂肪の分解。
睡眠がきちんととれていないと、成長ホルモン の分泌は約 70%も減少します。
これでは、みすみすやせるチャンス を逃していることと同じ。
それどころか、分解されない脂肪がどん どん蓄積していくことになるのです。
睡眠時間は多いのに朝起きた ときに疲れがとれていない、
朝起きてスッキリ感がない、昼間にす ぐ眠くなってしまう、
お酒を飲まないと眠れない、などの症状があ るかたは、正しい睡眠がとれていない可能性大!
さっそく今日から、 睡眠を整え成長ホルモンの働きを高めていきましょう。
その一つの ◎よく眠るための 3 つのポイント
・・・できることか ら始めましょう! 方法が、『3・3・7 睡眠法』です。
それは、ムリなく生活にとり入れ られるやり方で、確実に良い睡眠を習慣化できる方法です。
『3』: 寝始めの『3』時間は中断せず、まとめて寝ること。
最初の 3 時間の 深い眠りのときに、成長ホルモンはまとめて分泌されます。
次の 『3』:夜中の『3』時には寝ていること。
夜中の 3 時の時点で熟睡 していれば、成長ホルモンの分泌の恩恵を受けられます。
これなら、 生活が不規則で寝るのが遅くなりがちな人でも何とかがんばれるの ではないでしょうか。
そして『7』:1日トータルの睡眠時間は『7』 時間を目指しましょう。
睡眠時間が 5 時間を切りますと、成長ホル モンの働きが弱まります。
肥満率も上がることがわかっています。
夜まとめて眠れなければ、通勤時間を利用したり、昼寝で補うなど、 トータルで考えれば OK です。
これら 3 つのポイントのキーとなる数 字をとって、『3・3・7 睡眠法』と名づけられています。
そして、よ く眠るためには「寝るための段どり」をしっかりすることも大切で す。
「湯船につかって体をしっかり温める」
・「ソファなどで仮寝 せずベッドできちんと寝る」
・「ベッドでのスマホ利用は避ける」 など、
スムーズに入眠できるための環境を自分で整えましょう。
・・・ 3 つのポイントを含め、これらを全部クリアしようとします と、なかなか大変かもしれません。
自分のライフスタイル と照らし合わせて、できることから気軽に始めてみてくだ さい。
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