345[ 転職:「人生の転機」にするためのコツ ] ◎転職を「人生の転機」にするための 5 つのコツ

[ 転職:「人生の転機」にするためのコツ ]
◎転職を「人生の転機」にするための 5 つのコツ

:新しい自分にな るヒント。

・・・転職は、ビジネスのフィールド・人間関係・勤務 地・給与・時間の使い方など、

自分を取り巻く環境が大きく変化す
る転機。

新しい自分に生まれ変わる絶好のチャンス。

<ヒントその 1:“失敗”の定義付けを改める>

:「違う仕事をして みたい」

・「違う会社も見てみたい」と転職が脳裏をよぎっても、 「失敗に終わるかもしれないから、

やっぱりやめておこう」と、つ い心の奥底に封印してしまう人も多いのでは?自分自身が変化を求 めているのに、

何もアクションを起こさないのは危険です。

転職し たいなと思ったときは、もう“何かを変えなければいけない時期” が来たと、

赤ランプが点滅している状態なのです。

今は激動の時代 ですので、常に変化が求められます。

神経衰弱のカードのように、 これかな、あれかな、と何枚もめくり、自分にとって最適な場所を
見つけるための、

経験を増やすことが求められます。

新たな一歩を
踏み出すためには、まず自分の中の“失敗”の定義付けを変えるこ
とが重要です。

失敗はマイナスではなく、行動を起こしたことに対
する“フィードバック”です。

フィードバックは多ければ多いほど
良いのです。

次の施策を考えるデータは、たくさんあった方がより
精度の高い作戦を練ることができます。

成功の反対は、決して失敗
ではなく、“何もしないこと”。

失敗を恐れて何もアクションを起
こさないことの方がリスキーなこともあるのです。

まず、変化を柔
軟に受け入れられる自分になりましょう。


<ヒントその 2:自分の長所を正しく知る>

自分は何をしたいのか・何が好きなのか・得意なのか。

それが分か らないという人も多いのが現状ですが、自分に合った職場を見つけ るのにも、

面接で初対面の人に自分をアピールするのにも、まずは 自己理解していることが大前提です。

好きなことや得意なことは容 易にできてしまいますため、自分自身でそれに気が付くのは難しい もので、

次の 3 つを考えますと、おのずと自分の長所に結び付きま す。

「お金を払ってでもやりたいことは何か」

・「三度の飯より楽 しいと思えることは何か」

・「よく他人から頼まれることは何か」

・・・
自分の長所を確信できれば、自信を持って自分をアピールできるは
ずです。

そして、転職先と自分のマッチングを考えてみます。

例え
ば、組織人が欲しい大企業に、自分の強い個性をアピールしてもう
まくいきませんよね。

自分は組織人として生きていきたいのか、個
性を活かして生きていきたいのか、

それによって面接の受け方も違
ってきます。

自分に似合う服を選ぶのと同じで、自分に合った職場
を選ぶためにも、長所を知っておくのは大切なことです。

<ヒントその 3:グルーピングで人間関係を整理>

:新しい職場にな
りますと、上司・先輩・同僚、そのほか取引先など、新たな出会い が待っています。

これまでの古いコミュニティから新しいコミュニ ティへと変化するときです。

そして、この新しいコミュニティをど う構成させるかで、新たな職場でスムーズに仕事を進められるか否 かが決まるのです。

「成功する鳥は群れをなして飛ぶ」という言葉 がありますように、人間関係を俯瞰して眺めますと、

同じタイプの 人間が 1 つのグループになって集まっていることが多いのです。

と はいえ、今の時代の“成功”は上へ上へと上り詰めることだけでは ありません。

何を幸せと定義している人なのかを見極めなければな らないのです。

「この人たちはオシャレ好きなキラキラ派、この人
たちはキャリアを極めるギラギラ派、

この人たちは人生エンジョイ 派」など、知り合った人を頭の中でグルーピングしてみてください。

こういう時はこのグループの人に相談すればよい、こういう時はこ のグループに顔を出すとよい情報がもらえるなど、

人との関係を整
理することで、関わり方がクリアになってきます。

さらに忘れては いけないのが、複数のグループに顔を出すことです。

1 つのグループ だけに属しておりますと、そこでの位置づけが人生の評価になって しまうのです。

<ヒントその 4:情報は足で稼ぐ>

「分からない」・「アイデアが浮かばない」と悩み始めたとき、机 の前でじっとして考え続ける人も多いのでは?

転職で新たなフィー ルドに挑戦するには、未知の分野の勉強をしたり、発想の転換を求 められたりと、

慣れた仕事を続けるよりも多角的な情報が必要にな ってきます。

現代はインターネットに代表されるように、簡単にた くさんの情報を得られる方法がありますが、

その中から自分にとっ て役立つ情報を見つけ出すのは至難の業です。

パソコンの前にずっ と座っていても人より優れたアイデアを得られることはありません。

「情報量は、移動距離の二乗に比例する」の言葉があります。

最近、
良いアイデアが浮かばないなんて、思っている人はすぐに行動すべ き。

見る景色が変わるだけで、脳が反応し良い発想が涌いてきます。

<ヒントその 5:“俯瞰位置”を高く持って自分を客観視>

新しい職場に馴染んで仕事を任せられるようになりますと、結果を
求められるようになります。

良い実績を出そうと必死に目の前の仕 事に打ち込むという人が大多数です。

しかし、それだけに熱中しま すと、自分の実績にしか目が行かず、自己満足に陥ってしまうこと もありえます。

周囲が認める本当の成果を出すためには、 「“俯瞰
位置”を高く持つこと」が必要です。

「組織で仕事をこなしている
人、一定以上の結果を出している人は、「なぜあの人はあそこで働
いているのか」

・「なぜあの人はあれをすごく頑張っているのか」
と周囲の状況が客観的に見えてますので、

自分の動き方や、周囲の
人に掛けるべき言葉も分かっているのです。

<まとめ>

:転職活動を進めていきますと、自分の弱さや苦手な部
分と向き合うことになります。

そんな時に逃げるのではなく、それ
を自分を変えるチャンスと、ほんの少し発想の転換をしてみては?

今までだったら、「できない」・「やりたくない」になることも、
この転職活動をきっかけに、

試してみようと思える自分に変われる
かもしれません。