[ 生きていくということ ]
◎区切りをつけて生きる。
つらい、苦しい、死にたい、でも死ねない、そこまで深刻ではない けど何となく気持ちが晴れない、
ぼーっとしている、やる気がない 会話したくない、楽しくない、笑えない。
・・・『人の一生とは、 重い荷を背負い、遠き道を行くがごとし。』と
おっしゃられた人生 の大先輩がいらっしゃいます。
今の世の中、様々な『人生教本』で あふれかえっています。
インターネットで様々な質問に答えるサイ トが存在します。
でも、読みたくない聞きたくない。
今日を過ごし て、また明日を過ごす。
鬱々として過ごす。
そんなある日、陽気に ふるまう人を見た、テレビのコメンテーターが言いたい放題、に対 しての拒否感。
・・・自分の人生を振り返る。
泣き声で生まれ、食 べさせて頂き、言葉を教えて頂き今の自分がある。
生まれた所で生 涯を終えるかた、故郷を離れ一生を過ごされる方、どなたにも食べ させて頂いたかた、
言葉を教えて頂いたかたがいらっしゃいます。
自分の人生を振り返った時、その方々の面影、姿かたち、おっしゃ られた言葉の数々が復活します。
その方々の中には、既にこの世に おられない方がいらっしゃいます。
楽しかったこと、嬉しかったことを思い出します。
確かに、つらいこと・苦しいことがあったけど それを上回る数々の思い出があります。
そこに登場する方々の思い 出には、自分は登場するのでしょうか?・・・それが、人生。
鬱々 の日々に区切りをつけて生きる。
今、生き直す。
景色に目を向ける 笑ってみる。
「おいしい!きれい!」と言葉に出してみる。
前向き に、少しでも明るく楽しく素直に感動する。
あと何年生きられるか わからない。
不慮の事故・病気、寿命はわからない。
こののち、自 分が生きてきたこと・心のありかた言動を語り継いでくだ さる方を
一人でも増やしていくことが大切ではないでしょう か。
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