・教育研修名:「職長能力向上教育」
・開催日:平成27年11月10日(火)
・ご受講者数:48名(低層住宅施工協力工事店ご所属の職長対象)
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
『現場の要、職長さん』:的確にお仲間の方を先導頂き、命を守る・健康を確保する職務遂行者
・・・そのタイムリーなご対応を頂くために、何が求められ、何を最優先すべきかという
具体的な内訳をご理解頂きました。労働安全衛生法の定めであります、
事業者の責務と労働者遵守義務につきまして今一度、所属会社社長さん(事業者)の代理者であります
職長さんの位置付けと目の前で作業なさるお仲間の方(労働者)の遵守義務を一つ一つご確認頂きまして、
自社での安全衛生年間計画をお作り頂きました。この一年のお振り返りの結果、
危なかったこと・健康を害することをご受講者全員の方がご自身で洗い出し頂き、
リスクアセスメント手法に基づきましてご自身で優先順位を付けて頂き、
優先順位1〜3を年間計画の重点実施事項3項目として転記して頂き、
その3項目の『具体的な実施事項』・『目標』・『対象者』・『確認者』・『使用帳票』
・『実施スケジュール』につきましておまとめ頂きました。
ご受講者全ての方が初めての自社安全衛生年間計画づくりでありましたが、
全員の方が違和感なく見事にご作成頂き、その内容をご発表頂きました。
我が国におきまして1964年(昭和39年)を第一次と致しまして5年ごとに進められて参りました
労働災害防止計画の中で、平成22年・23年・24年の死傷災害増加確定という
安全衛生の歴史始まって以来の危機的状況打破に向けまして
現状の第12次労働災害防止計画の核であります『リスクアセスメント手法に基づく
労働安全衛生マネジメントシステム導入・構築』をまさに今回ご実践頂きました。
併せまして、お仲間の方への効果的な教育・指導の方法をご確認頂きました。
特に、『相対する方の心が動かなければ、それは伝わらないのでは』をテーマに、
心を捉えるコミュニケーション法のご提案と詳細をご理解頂きました。
関係法令のポイント:『ハード面』と日々の心のありかた:『ソフト面』
・・・今後の事故災害防止へ向けまして、両面でのお取組みこそが何より肝要!をご体感頂きまして、
閉講後のなごやかな雰囲気にて今回ご受講の効果を感じさせて頂きました
2015/11/10実施・教育研修名:「職長能力向上教育」
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