265[ 心のモヤモヤ ]◎心のモヤモヤ・憂うつを減らす3つの方法!

[ 心のモヤモヤ ]◎心のモヤモヤ・憂うつを減らす3つの方法!

将来に対する漠然とした不安や、日常生活のストレス、心配事などに邪魔されて、

私たちの頭の中はスッキリすることがありません。

 このような、モヤモヤや憂うつを軽くする方法を考えます。

 モヤモヤ・憂うつについて精神医学上、「憂うつは大きな反発力を生む。」と言われております。

 何かに取り組む糧となるという意味では必要なものだとしていますが、

同時にそれがあまりに強いと健康でなくなります。

 憂うつを少しでもはね返し、軽減させるための考え方や工夫について紹介致します。

 <自分の欲を認識する>脳をスッキリさせるための近道として

「自分の欲望をきちんと認識すること。」が挙げられます。

 欲望といっても多種多様です。

 バブル期のように「ブランド物の服が欲しい」・「高級外車に乗りたい」といったものもあれば、

「ストレスなく暮らしたい」・「働かずに暮らしたい」といったものもあります。

 これらを抑圧したり、気づかないふりをしておりますとモヤモヤの原因になります。

 きちんと受け入れて、その欲望を少しだけ実行に移せば、「スッキリ」に近づきます。

<「怒ってスッキリ」は一時的なもの>「言いたいことを言ったら気持ちがスッキリした」と

いう経験をお持ちのかたは多いでしょう。

 確かに、怒りや葛藤など、心の中に溜めておいた感情を吐き出すと苦しみはやわらぎ、

気持ちが落ち着きます。

 ただし、感情を吐き出せばいいというものではありません。

 怒りや不満をところ構わず爆発させてしまいますと、当然ながら職場でも

家庭でも孤立してしまいますし、そもそも感情を爆発させてスッキリするという方法の効果は

一時的なものなのです。

 スッキリした状態を長続きさせたいなら、まず物事の受け入れ方を変え、

怒りや不満を溜めにくくする必要があります。

 その方法として「自分と相手はわかりあえない。 」という大前提を持って、

人と接することが挙げられます。

そうすることで、相手に過度に期待することがなくなるため、

怒りや不満を感じにくくなるのです。

 <サボることに罪悪感を持たない>課された仕事をきちんとこなすことは、

仕事では基本中の基本で、これができないようでは評価や信頼は落ちてしまいます。

 しかし、あまり正直に、与えられた仕事を全てこなそうとしておりますと、

自分への負荷がどんどん大きくなってしまいます。

 これでは「スッキリ」した状態からは程遠いだけでなく、

積み重なりますと心身の病気の原因にもなります。

そのようにならないために、常に全力投球ではなく緩急をつけて上手に「サボる」ことは、

今や生きて行く上で重要なスキルとなります。

 「サボる」というとネガティブなイメージがありますが、

その時間は戦略的に充電していると前向きに捉えることも必要です。

 ・・・◎心配事やストレス、不満を感じるのは現代に生きる人間の宿命ともいえ、

完全に取り除くことは出来ないのかも知れません。

 ただ、考え方を変えたり工夫することで軽減させることは出来ますので、

毎日がうっ屈している・日々の生活に楽しみを見い出せない際は、

上述の手法を取り入れてみてはいかがでしょうか。