[ うつにならない人間関係 ]◎『うつにならない人間関係』のポイント!
うつ病発症の根本要因であり、直接的な原因としてあげられる人間関係。
たとえば、会社に行くとうつになる場合は職場の人間関係が苦しく、
家族と一緒にいてうつになる場合は家族の人間関係が厳しいと言えます。
うつになる基盤としての要因は、親から受け継いだ考え方、
つまり親子関係にあると言われております。
親子関係にも役立つ、うつ病にならない、またはさせない人間関係の在り方の
ポイントをご紹介致します。
<相手は変えられない、自分も相手に変えられない>相手の意思に反して
相手を変えようとすることを「外的コントロール」といいます。
この「外的コントロール」で相手を変えようとしますと、逆に相手との関係を悪くして行きます。
同時に、自分も相手に変えられることはないのです。
自分の行動は自分で決められるのです。
自分の人生の主役になりませんか?<一緒にいたいなら、「良い」」・「悪い」の評価を
外して相手を受け入れる>素直な気持ちで、一緒にいたいかどうかも見直してみましょう。
無理に一緒にいたり、やりたくない仕事をしておりますと、体が自分を護るため症状を
出してくれます。
その症状だけを薬で治そうとしますと、原因解決から離れてしまいます。
一度決めて戻りにくい決断は慎重に。
先に自分の思考を楽にすることがお勧めです。
そして、一緒にいるのでしたなら、あるがままの相手を受け入れますと関係が穏やかになります。
手法と致しまして、「良い」・「悪い」の評価を外しますと、相手を受け入れやすくなります。
また、一緒にいたいけど、受け入れられない時は自分が笑顔になるすべを探してみましょう。
相手には相手で笑顔になって頂きましょう。
まずは自分を喜びで満たし、溢れる喜びをお裾分けしませんか?
<先に変わって“魅せる”⇒相手が変わるかどうかは相手が決める>相手は変えられないといっても、
変わって欲しい時もあるでしょう。
しかし、「自分は正しい。
あなたが間違っている」という態度では相手との関係は悪化します。
相手に変わってほしいと思うのであれば、自分が先に変わって、
背中を“魅せる”ことがポイントとなります。
相手がいいなと思ったら、変わるかも知れません。
相手が変わるかどうかは相手が決めることなのですから。
<義務と責任の関係から愛と感謝の関係へ>反抗期がないと表現しますと
親の抑圧が強いと多くの方は感じます。
しかし、もう一つ反抗期が無い場合があります。
お子さんの進みたい方向へ、後ろから支援する時、反抗は生じるでしょうか?
足を引っ張ったり、前に立ちはだかれば、ぶつかるでしょう。
家庭内暴力はなぜ家庭内なのでしょうか。
「やって当たり前、「やらなかったら、どうしてやってくれないの、「なぜ分からないの、
「なぜ伝わらないのでは、関係は離れるばかりです。
やってくれたら、ありがとう。
やれなくても、場合によっては、やらなくても、生きててくれてありがとう。
生まれてくれてありがとうの関係に帰ることが大切です。
義務と責任の関係を無くしませんか?子どもが小さい時は、
子どもは意に添わなくても親のいうことをしぶしぶ聞くかも知れませんが、
心にしこりが残ってしまいます。
思春期まで、しこりが蓄積し続けるとどうなるでしょう?
そうならないよう、家族などの人間関係を義務と責任の関係から、
愛と感謝の関係に切り替えて行きませんか?「笑顔」と「ありがとう」が
内面から飛び出すような関係が、うつを予防し、健康で幸せになる秘訣ではないでしょうか。
<まとめ>うつ病で悩む人、その周りの人へ優しく呼びかけること
・・・考え方の変え方や健康で幸せになる在り方をご理解頂く
・・・うつを病気にせず、「抗うつ薬」を使わずに、食生活・思考・人間関係の改善などを通して、
うつから教えてもらい、健康でさらに幸せになるように。
・・・誰にでもうつ病を発症する可能性はあります。
特にストレス社会といわれる現代、しつけや学校教育の中で自分を押し殺すことが
良しとされる社会では、昨日まで会社に行っていた人が、突然出社できなくなることもあります。
うつ病の予防や治療は、医師に頼るものでなく、自分の食生活や考え方、
人間関係を変えること、温かい人間関係が何よりも大切です。
まずは人間関係が苦しくないか、一度見直してみてはいかがでしょうか。
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