[ ぼんやりが脳を活性化 ]
◎ぼんやりする時間は、素晴らしいのです!
仕事や家事など実際の生活に必要なことは一切考えず、ただただ頭 の中を通り過ぎていく
とりとめもない考えを見つめている時間、
で きることならそんな時間だけで生活してみたいと思う人もいるので はないでしょうか?
しかし、社会生活を営む現代人にとって、ぼん やりする時間は「悪」と捉えられがちです。
「ああ、せっかくの休み の日だというのに、ぼーっと過ごしてしまった」
・「いけない、仕事 中なのにぼんやりしてしまった・・・」
といった風に、ぼんやり過 ごすことに罪悪感を感じていませんか?
しかし、このぼんやり時間 が実は仕事の効率アップに必要不可欠なのです。
<ぼんやりする時間は脳を活性化させる?>
ぼんやりしている状態のとき、脳は通常時とは違うはたらきをして いるのです。
ぼんやりしているときの脳は働いていない、もしくは そのことはあまり重要ではないと長い間考えられてきました。
しか し、ワシントン大学のレイクル教授がそんな現状に疑問を感じ、
ぼ んやりしているときの脳のはたらきを調べる実験を行ったのです。
実験の結果、意識して活動を行っているときには、
脳の後部帯状回
と前頭葉内側脳という部分の活動が低下していることがわかりまし た。
しかし、ぼんやりしているときには、その部分のエネルギーが かなり消費されているということがわかったのです。
しかもエネル ギーの消費量の差はなんと 20 倍だそうです。
まさに脳が活性化!や るべきことをやるべき瞬間に体が動くのです。
また、休んだり仕事 をしたりを繰り返したときの後部帯状回と前頭葉内側の脳波の波形 を調べたところ、
それらの部分はほぼ同じ波形で動いていたことが わかりました。
後部帯状回と前頭葉内側は協調して動いていたので す。
この、脳の協調こそが仕事の効率アップに必要不可欠なのです!
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