・教育研修名:「職長能力向上教育
・開催日:平成24年4月1日(日)
・ご受講者数:58
(低層住宅施工協力工事店ご所属の職長対象)
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
職長教育修了後、5年に一度は必ず最も新しい情報を自分のものとされ、
仲間の方を引っ張って頂く・現場をお支え頂く現場の要、職長さんの受講義務づけとなります
「職長能力向上教育」でありますが、我が国の第11次労働災害防止計画進行中の核となります、
「リスクアセスメント手法を用いた自社労働安全衛生マネジメントシステムの
構築・運用」をテーマと致しました内容にて、
講義の流れと致しましてまず初めに災害発生状況及び労働安全衛生法の定め:
事業者責任の再度のご確認を頂きました。
やはり社長さんの代理と致しまして選任配置されます職長さんでありますことより、
社長さんと同じ視点にて安全衛生管理活動にお取組み頂きます関係法令の定めのご確認を頂きました。
そして次の大きな流れと致しまして、「明日からでは遅すぎる!」の事業者と職長さんの
お取組み要点五項目のご理解を頂きまして、
更に「労働安全衛生マネジメントシステムって何?」の内容です。
やはり大規模現場ご施工の専門業者様と異なり、家づくりの場では、
「コスモス」の言葉もこれまで使われておりませんでしたが、お客様の中で、
「コスモスが見たい・コスモスを持って来て下さい。」とおっしゃられます方も増えて参りました今日この頃、
お花のコスモスを持って行ってしまったのでは・・・果たして、どうでしょう・・・
コスモスの全体像のご把握を行って頂き、
その背景となります世界的な流れと日本での安全衛生管理のしくみについての
最も新しい安全衛生管理手法のご理解を頂きました。
そして最終的に、自社での危険有害要因の特定(リスクアセスメント実施)⇒
実施事項の特定⇒安全衛生年間計画作成の流れにておまとめ頂きました。
今回は、その手順を確実につかんで頂き、第11次労働災害防止計画の最終日となります、
平成25年3月31日までに労働安全衛生マネジメントシステム自社版構築運用をはかられますことの
御認識の共有化をはからせて頂きました。
大きな事故災害発生後には、
ご所属の会社様そのものの存続が危ぶまれます我が国の今の世の流れにつきまして、
ご受講頂きました皆様方の切実なる思いを感じさせて頂きました。
やはり仕事があってこそ毎日の生活があります・・・
ついつい忘れがち・流されがちであります日々の自身の心のあり方につきまして、
本日が新しい始まりの日と位置付けて頂きました。
講師をつとめさせて頂きました率直な思いと致しまして、
「大多数、机を前にすることが嫌なので職人さんになられた皆様方が
本当に一生懸命にお取組みご記入なされてますその姿に、私の父親も大工さんでありましたので、
父親の姿と重なりまして思わず涙が流れてしまいました。感動致しました。
お帰りの際に、お一人お一人の全員の皆様へ頭を下げさせて頂きましたところ、
「今日は来て良かった!」のお言葉に、
「日本人って、職人さんって何てあったかいんだろう!」と胸がいっぱいになりました。
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