・教育研修名:「振動工具作業従事者安全衛生教育
・開催日:平成24年2月4日(土)
・ご受講者数:48
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
今回のご受講者様は住宅施工の職方さんの中で幅広い職種の方にご受講頂きました。
ご受講頂きました皆様より
「やはり低層住宅工事においても振動工具障害防止に向けての取り組みが重要!」とのお言葉を頂きました。
「確率的には低い訳ですが、障害防止知識があるとなしでは、大きな違いがあります。」
のお言葉の通り、ご自身のご健康維持の上でたいへん重要な講義内容となります。
講義冒頭にて、我が国の振動工具障害発生の歴史(1965年北海道釧路にて発生)
より入らせて頂きまして、かつては林業の作業の場にて最も多い障害認定が
今や業種別では建設業が認定者の55%を占められましての最も多い職種となっております
現状の中での再度の御認識を頂きました。
「工具の種類」・「工具選定のポイント」・「作業開始前及び日常の点検」・
「振動障害の原因及び症状」・「振動障害の予防措置」・「作業の進め方」・
「A(8)での時間管理」・「振動工具の作業時間」・「振動障害を予防するための適切な服装及び保護具」・
「日常の健康管理」・「災害事例」・「関係法令」の押さえるべきポイントを把握して頂きました。
特に平成21年7月10日改正通達の内容であります、
「工具ごとに各工具メーカーさんが表示の振動値にもとづき、一日の作業時間を定める」:
ノモグラムを使いましての演習には、ご受講頂きました皆様より
「さすがヨーロッパから来た考え方だ。」・
「難しい計算式ではなく、こんなに簡単に作業時間が出せるとは驚き。」という声が上がりました。
「万が一に備えましての当講義の内容につきましては、家づくりの場でも必要であり、大切なことです。」
とのご受講頂きました皆様からの総意に
私自身改めまして、講師と致しましての心の覚醒をさせて頂きました。
労働安全衛生法の第一条の定め:「安全と健康を確保すると共に、
快適な職場環境(現場環境)づくりを目的とする。」・・・
今後も懸命に、ひたむきに前進させて頂きます。
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