『会話は間合い』

       『会話は間合い』

◎会話は武術!

会話というのは武術と非常に似ています。肝心なのは“間合い”に相手がどういう型をとるか

瞬時に見破り、次に自分ができる技をとっさに返すこと。それも相手が変われば

技も変えて行かなくてはいけない。強くなるための戦法と致しまして、

まずは自分が相手に心を開くことです。人間には“承認欲求”というものがあります。

これを満たす褒め方が有効です。そのためには視点が大事で、間合いの中で良く観察し、

時間やお金をかけて努力しているであろうところを褒めるとたいへん喜びます。

また夢に向かっている姿勢や、人への気遣いに気づいてあげることが大切です。

更にテクニックとして効果があります手法と致しまして、第三者を経由して

本人に褒め言葉を伝える方法があります。これは非常に喜びます。面と向かって伝えますと

お世辞っぽくなってしまいますことも、間接的ですと本音のニュアンスが強まります。

また謝罪の際に重要なことは、相手のことを尊敬している・相手の人格や仕事を

認めているということを素直な心で伝えることです。人は特に自分がないがしろにされた時に

怒ります。従いましてそのような時は「大事な人です」という思いを本音で伝えることです。

※会話力を磨く技術

人間は自分が一方的に喋ると、次は相手の話を聞いてあげようかな、と思う性質があります。

ですのでその時が来るまで聞き役に徹するのも手です。聞いている時には

自分が楽器になったと思って、相手の声に共鳴させましょう!