『やる気について』
◎やる気:起きた時が肝要!
≪なぜやる気は長続きしないのでしょうか?≫
まず始めに認識しておきたいことは、感情ややる気は放っておいたら持続しないということです。
感情ややる気を放っておいても持続するものだと考えてしまいがちですが、
一度起きたやる気はそのままにしてはいけないのです。
ポイント1:受動的な体験を能動的な体験に!
例えば、ある本を読んで「自分もそのうちやってみよう!」と思ったとしましょう。
けれども、そのままでは「そのうち」という未来は永遠に訪れません。
「やってみたい」という動機が受動的な体験に過ぎないため、
時間の経過とともに消えてしまうからです。ここで重要なのが、
受動的な体験を能動的な体験、つまり行動にすぐ移してみることです。
やる気を行動に変えることで、受動的な体験が能動的な体験へとシフトし、
一旦定着するようになります。
ポイント2:やる気が出ない人は潜在意識を変えてみる!
やる気が出ない人は自分に決して答えが出ない問題を投げかけている場合があります。
例えば、現状の仕事やプライベートで上手く行っていない時に、
「どうして私は何をやってもダメなのだろうか?」などという質問を投げかけているのです。
意識の上では、「こんな質問を考えることをやめようか」と決めても、
潜在意識はずっとその質問の答えを探し求め、エネルギーを無駄に使ってしまいます。
そこで、潜在意識を変えるために自分の中の問いかけを少し変えてみましょう。
ポイント3:答えが出そうな質問を投げかけてみる!
上手くいっていない時や調子が悪い時でも「今の私でも、ちゃんと出来るのものがあるはず、
それは何?」と、答えが出そうな質問を投げかけるのです。そうしますと、
答えのない問いかけに対する無駄な考えをやめることとなります。
自分の中に何らかの答えが生まれます。迷った時にも、やらない後悔よりやった後悔の方が、
潜在意識的には、やってみた上での反省、気づきが得られますので、極めて生産的なのです。
私たちは、ついつい潜在意識を無益に浪費してしまい、やる気が損なわれる場合があります。
迷いましたらまずは行動してみて「今の私にできること」を定着させるのが
良いではないでしょうか。
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