『仕事の充実』
◎仕事:心からの喜び
≪仕事の中にこそ喜びがある≫
人間が本当に心からの喜びを得られる対象というものは、仕事の中にこそ
あるのではないでしょうか?「仕事一筋では味気ない。
人生には趣味や娯楽も必要です。」という反論があるかと思います。
ですが趣味や遊びの楽しさとは、仕事の充実があってこそ味わえるものではないでしょうか?
仕事をおろそかにして趣味や遊びの世界に喜びを見い出したとしても、
一時的には楽しいかもしれませんが、決して心からわき上がるような喜びを
味わうことはできないのではないでしょうか?
確固たる信念を持ち日々の仕事に臨む。自分が仕事をする目的とは何か。
目的を果たすための具体的な目標は何かを明確に。
そして目の前のほんの小さな目標を達成した時に、躍り上って喜ぶ心のあり方。
その積み重ねがより良き人生へのつながり。・・・ではないでしょうか。
≪苦しいからこそ喜びがある≫
もちろん仕事における喜びというのは、すぐ手に入るような単純なものではありません。
それは苦しさやつらさの中からにじみ出て来るものです。
仕事の楽しさとは苦しさを超えたところに存在します。だからこそ、働くことで得られる喜びは
格別であり、遊びや趣味では決して手に入れることができないものです。
まじめに誠心誠意一生懸命仕事に打ち込み、つらさや苦しさを超えて何かを成し遂げたときの
達成感に代わる喜びはこの世にはありません。人の営みのうち、
最上の喜びを与えてくれる仕事において充実感が得られない限り、
他の何かで喜びを得たとしても私たちには結局、物足りなさしか残らないはずです。
すぐにでも達成したい目標を掲げ邁進。小目標⇒中目標⇒大目標と、達成に向かう努力。
・・・その姿を必ず見ていて下さる方がおられます。
≪仕事は人格を磨いてくれる≫
仕事に懸命に打ち込むことがもたらすもの・・・人としての成長。
仕事は、一人の人間としての基礎をつくり、人格を磨いて行く修行の役目も果たしてくれます。
日常の労働がすなわち修行であり、一生懸命仕事に取り組むことが、その積み重ねが、
自分自身を高め、まわりの方へ良い感化。
それは自身の分身でもある後輩育成につながる道でもあります。誰もがいつかはこの世から
離れる時が来ます。自身の熱き思いが引き継がれ、またいついつまでもこんな人でしたと
語り継いで頂けますよう今を真剣に生きる。
世界中、どこを探しても日本人だけではないでしょうかと言われます
「あたたかい思いやりの心」を大切に生きる。日々の仕事の場の中で、
暮らしの場の中で決して飾ることなく、ありのままの姿をさらし出して、
ある面、肩の力を抜いて生きて行きたいものです。
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