『 とらわれない心 』

『 とらわれない心 』

人間はみな「心」を持って生まれて来ます。心を持っているのは人間だけです。

心を持っているが故に喜びもすれば苦しみもします。

そんな中で多くの悩みを抱えて生きています。

生きて行く中で、「慣らす」ことが大切ではないでしょうか。

悩みとの共存です。共に生きるということです。

悩むことでどうするかを熟慮し行動しまた次の手で向かうことの繰り返しです。

その中で自分の精神状態をいかに「慣らして」おだやかな心へ近づけて行くか・・・

それが人生ではないでしょうか。

心には「愛することが出来る」という素晴らしい面もあります。

人間は愛するために生まれて来るとも言われます。

愛とは何かといえば、相手の心を思いやることです。想像力です。

私たちは生まれる時に心と共に想像力をもらって生まれて来ているのです。

その想像力を育てる努力が必要です。それは、様々な教育を受けることです。

意識することで想像力を自分で育てることが出来ます。

そしてどのくらい育ったかの確認作業の結果が「つまづき」です。

つまづいた時に自分自身素直な心で反省してまた想像力を高める努力へ向かう・・・

それが自己研さんです。失敗を恐れずに果敢にチャレンジ。

悩みから逃げようとしてもダメ。

たくさん苦しむうちに心は鍛えられて想像力も豊かになり、他の方への思いやりの心も豊かになります。