2012/10/02実施・教育研修名:「車両系建設機械(3t未満)特別教育」

・教育研修名:「車両系建設機械(3t未満)特別教育」

・開催日:平成24年10月2日(火)・3日(水)

・ご受講者数:28

≪講師所感:特に強く感じましたこと≫

建設工事の機械化施工が普及し、多種多様な建設機械が使用されるようになりまして

建設機械による死亡災害が多発状況であり、その原因と致しまして

「作業者と運転者との連絡調整不足」・「合図・誘導の不徹底」・「運転者の不安全作業」・

「機械の構造・機能及び正しい取扱いに関する知識の不足」等があげられます。

今回は低層住宅工事ご施工の職方さん対象の特別教育でありましたが、

①車両系建設機械に関する基礎的知識

②原動機及び油圧装置

③走行に関する装置の構造

④走行に関する装置の取扱い

⑤作業に関する装置の構造及び種類

⑥作業に関する装置の取扱い

⑦点検・整備

⑧安全運転の心得並びに合図及び誘導の要領

⑨力学及び電気の知識

⑩地質及び土木施工等に関する知識⑪災害事例⑫関係法令等の各押さえるべきポイント

:何よりもご自身がそして仲間の方がお一人でもケガをなさることのないようにとの

思いを込めまして講師を担当させて頂きました。

ご受講の皆様は、機械災害発生のしくみと対策を新たなお気持ちでお感じになられ、

特に「連絡調整につきまして明日から徹底致します!」との力強い宣言を頂きました。

今回印象的でありましたことは、実技教育の中で車両点検簿を使用致しましての乗車前点検を、

一つ一つ指を差しながら声に出しながらの実践でありまして、

「大きな声で元気よく気合を入れて!」がまさにご受講者全員の方の心にしみ入り、

今後の実作業の場へのつながりを肌で感じさせて頂きました。

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特別教育研修風景