『ああ、幸せ』

『ああ、幸せ』

 ◎「幸せの瞬間」・・・生きることの喜び。

明日は久々の休日、特にしなければならないことがあるでなし、ボーとしてようかな?・・・の幸せ。

あるいは前から行って見たいと思っていた所へ行ってみようかな?・・・の幸せ。

その瞬間は何にも代えがたき幸せです。

「人って何のために生きているの?」の答えがまさに「この幸せの瞬間のために生きる!」

ではないでしょうか。

もちろん、このような幸せ感は、はかなく消えて、翌日への“戦闘準備”に変わってしまう訳ですが、

とにかくひとときにせよ、充ち足りた気持ちが抱けることがありがたいと思うのです。

「今」という瞬間を意識して生きる!「今の心」と書くと「念」という字になると気づいた時、

「念ずれば花開く」ということばの意味がわかるようになりました。

「今」をたいせつにして生きないと、花は開かない。「今」をいい加減に生きると、

次の瞬間もいい加減なものとなり、いい加減な一生しか送れないことになってしまうのかも知れません。

それは決して、毎瞬を緊張して生き続けるということではなくて、リラックスする時には

思いっ切り肩の力を抜くということであり、「今」に、けじめをつけて生きることであると思います。

「今この瞬間」にささやかな幸せを感じて生きる!

人間の一生の間に、大きな幸せと呼べるものは数える程しかないものです。

その中で幸せになるということは、小さくてもいい、「ああ、幸せ」と思える機会を増やすことに

かかっているのではないでしょうか。