『励ます言葉の有効活用』

『励ます言葉の有効活用』

◎人生は、心の持ち方次第:自分を励ます言葉を使いましょう!

 「大丈夫!」

 「何とかなる」

 「いい勉強をした」

そんな、ちょっとした「ひとこと」がきっかけとなって、心が立ち直ることがあります。

厳しい状況に立たされた時こそ、「ひとこと」をつぶやいてみましょう。

 「不運続きで、もうダメだ」⇒「大丈夫!」

 「仕事のピンチで絶体絶命」⇒「何とかなる」

 「人間関係でつぶれてしまいそうだ」⇒「いい勉強をした」

はっきりとした根拠があっての言葉ではないかもしれません。

しかし、気持ちが前向きになり、希望が見える気がします。この「気がする」ということが、

人生には大切です。それをきっかけに、現実が大きく変わって行くことが、多いからです。

 「良くなって行く気がする」と思えば、マイナスばかりに見えていたことの中に、

実はプラスがたくさん隠れていたことが見えてきます。

 「自分は間違っていない気がする」と思えば、自己嫌悪や迷いがなくなり、

周囲の人たちの対応が変わって、道が開けてきます。

 「やれそうな気がする」と思えば、「どう考えてもムリ」と堂々めぐりしていた心が

解き放たれ、「そうだ。別のやり方がある」と気づくでしょう。

つらい時、行き詰まった時、落ちこんだ時、そこにある言葉を一つ、

つぶやいてみて下さい。口に出してつぶやいても、心の中でつぶやいても、かまいません。

「あきらめる前に、もう少し先へ歩いてみようか」・「人のことなど気にせずに、

自分を信じよう」という気持ちになるに違いありません。

 人生は、デコボコ道を歩いて行くようなものです。

 時には、つまずいて転んでしまうこともあります。

 しかし、転んだらそこで終わり、ではないのです。

 私たちには、立ち上がって、再び歩き出す力が備わっています。

立ち上がる時に、「ヨイショ」と掛け声を出すように、自分を励ます言葉を使いましょう。

どんな時にもサッと立ち上がる勇気が湧き、以前にもまして力強く歩けるようになるでしょう。

人生は心の持ち方次第で、本当に何とかなるものなのです!