『ふるさとの力』
◎ふるさと・・・何を思いますか?
過ごした日々を思う・・・ふるさとを思う。
何歳のころの記憶が残っているのかな?と、ふと思う。
五月五日のせいくらべで、家の柱に頭の先端しるしをつけてもらった。
去年より、このくらい大きくなった・来年はどのくらいまで大きくなれるのかなと家族の笑顔があった。
父の匂い・母のやさしさ・兄弟の笑い声・・・なつかしい。そうやって育てて頂いた。
日々の忙しさで忘れている。わざと忘れようとしている?忙しいふりをしている?
嫌なことから目をそむけるために、わざと忙しくしている?・・・素直にならなければ・・・。
過去の日々をありがたく思い、当時に立ち返る。ふるさとの景色、
「山・川・緑」・「桃・りんご」・「通学路・校舎・教室」・「陽射し・雪」・「ともだち・近所の人」
・「野球チーム」・「恩師・恩人」・「毎日のごはん」・「会話の数々」・・・なつかしい。
涙が出る。人の一生、自分の人生。これから、どんなふうに生きて行くのかな?
確かに嫌なことがあったはず、でも振り返ると楽しかったこと・嬉しかったことのみが思い出される。
が、お世話になったかた・支えて頂いたかたが、もうこの世にはおられない。
もう少し成長したら会いに行って感謝の気持ちを伝えたい・・・の日々であったが・・・
それがかなわず申し訳ない思いでいっぱい。「ありがとうございました」を胸の中でつぶやく日々。
恥じない言動をしなければの決意と、あい反する場面も出てしまう。壁にぶち当たり、
イライラ・投げやりの日々も出てしまう。目を閉じ、深く息を吸い・吐く。
ふるさとの思い出を振り返り、ふるさとの笑顔を振り返る。がんばろうか・がんばってみようか・
よし、やるだけやってみよう!と、踏み出す力を頂く。
ふるさとの力。
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