215[ 自己効力感を高める ]◎「折れない心」の源が『自己効力感』

[ 自己効力感を高める ]

◎「折れない心」の源が『自己効力感』

「自己効力感」とは、ある状況下において、「自分は必要な行動を取って、

目の前の壁を超えられる」・「うまく対処して結果を出せる」という自信や期待のことです。

部下が「折れない心」を持ってチャレンジしてくれたら、

上司としては  これほどうれしく、頼もしいことはありません。

一人ひとりの自己効力感が上がれば、本人の成長につながるだけでなく、

チームや職場の雰囲気も、より前向きなものに変化していきます。

◎部下の自己効力感を高める具体的なアプローチ:『有効にほめる』

<自己効力感チェックリスト>

Q1. 十分に努力すれば、私はいつも難しい問題を何とか解決できる。

Q2. もし反対があっても、私は自分が望むやり方や方法を見つけることができる。

Q3. 私はきっと、自分のゴールを達成すると思う。

Q4. 予想外のことが起こっても、うまく処理できる自信がある。

Q5. 私は困難な状況に対処できるので、不測の事態にも対処できる。

Q6. もし必要な努力をすれば、私はほとんどの問題を解決することができる。

Q7. 私はストレスに対応力があるので、困難な状況に直面しても落ち着いていられる。

Q8. 問題に直面したときには、私はいくつかの解決策を考えることができる。

Q9. トラブルに巻き込まれたときでも、私はよい解決策を考えることができる。

Q10. 何が起きても、私は状況をハンドルする(統御する)ことができる。

<得点>

全くそう思う=4、

ある程度そう思う=3、

あまりそう思わない=2、

全くそう思わない=1

(20歳:20点・・・年齢を重ねたり仕事のキャリアを積んだりすると、徐々に点数が上がる傾向)