245[ 性格改善の決定打 ]◎『きらめきの瞬間』を多く持つ!⇒『生きがい』⇒『良い人生』

[ 性格改善の決定打 ]◎『きらめきの瞬間』を多く持つ!⇒『生きがい』⇒『良い人生』

「人間の欲求にはA・B・C・D・Eと5段階ある」という、

アメリカの著名な心理学者・マズローの説があります。

食べる、寝るなど生命維持のための生理的欲求にはじまり、

安全の欲求、所属欲求、そして4番目に承認の欲求がきます。

これは『人から認めてもらいたい』というもの。

そして、この欲求が満たされたときに感じる喜びこそが、人を輝かせ、生きがいにつながるのです。

A:「食欲」・「睡眠」など、生命維持に不可欠な欲求。

他に心理的な欲求があっても、まずはこの欲求が優先される。

B:「保護されたい」・「雨風をしのぎたい」という欲求。

生命を安全に保つために必要で、他の動物でも備わっている本能的なもの。

C:「集団に所属したい」・「友情や愛を分かち合いたい」という欲求。

家族や友達など、グループで行動したがる習性はこの欲求から。

D:「人から尊敬されたい」・「人を尊敬したい」・「自尊心を持ちたい」など、

他の人を認め、自分も認められたいという欲求。

E :持てる能力をフルに発揮し、自分の最高の状態を目指して生きたいという欲求。

人間の最も高レベルな知的欲求であり、生きがい。

・・・人という生き物の場合、何かにときめいた瞬間、脳内では“快感ホルモン”がさく裂しています!

それは、脳内から分泌されるホルモンが関係しています。

「人間はウキウキ、ワクワクすると、脳内から“快感ホルモン”と呼ばれるドーパミン、

βエンドルフィン、エンケファリンという3つのホルモン物質が分泌されます。

これは、例えば甘いものが好きな人ならそれを食べたとき、

お酒が好きならビールを一口飲んだときにも出る、多幸感を表すものです。

快感を得たときにその都度分泌されるものです。

こうしたホルモンバランスの変化は、その人の精神状態に大きく影響しますので、

まるで普段の性格が変わったように見えるのです。

言動が柔らかくなるうえ、肌ツヤも良くなり、見た目のキラキラ感がアップします。

ドーパミンが出る場を多くもつことです!具体的には、「自分の好きなことの実践」です。

打ち込める趣味・一緒に暮らしているワンちゃんネコちゃんと楽しむ等、

ひたすらノメリ込んで心が明るくなる場を持つこと、『きらめきの瞬間』を多く持つ努力こそが、

ホルモンの分泌により、脳が活性化されます。

やはり、日々の前向きな心のありかたが極めて重要になります。

結果的に、仕事にもヤル気が出て効率アップ!●友達に誘われて習いはじめた英会話。

そこで、なんとイギリス人の講師に一目惚れ! 振り向かせたくて、苦手な勉強を頑張る日々。

おかげで、簡単な日常会話なら話せるまでに! いつか英語で告白するつもりです。

(28歳・営業)恋をすると、日常生活でもやる気が出たり、

辛い仕事や勉強がみるみる片付いていく、なんてことも。

今まであんなに面倒に思っていたのになぜ?これは、好きな人に認められたいという

承認欲求からくるものです。

相手に認められたいという気持ちが、やる気につながります。

また、愛情には脳のエネルギー値を増幅して機能を活性化させてくれるという作用もありますので、

仕事の効率がアップするのも当然です。

「相手に認められたい」という承認の欲求が満たされますと、

今度はそんな自分を好きになるという嬉しい循環が生まれます。

今まで以上の自尊心も生まれてきて、さらに努力をしようと頑張るものです。

それらのことがすべて、内面や外見の自信につながってくるのです。

脳のエネルギーが活性化されますと、感情の表現が豊かになり、

人とも積極的に話すことができるようになります。

人間は集団で友情や愛情を分かち合いたいという欲求を生まれ持っています。

その喜びを友達と分かち合いたいという気持ちに駆りたてられますため、

社交的な性格に変化するわけです。

また医学的に、自律神経である副交感神経は、リラックスした状態で機能しますが、

さらに快感や、笑い・感動という感情もつかさどることで知られています。

ですので、『きらめきの瞬間』は、副交感神経が刺激されて、

感情の表現が豊かになるという傾向になります。

虹を見て『キレイだな~』と素直に思えたり、涙が溢れたり。

お仕事の場では、ミスに対して柔軟に対応可能となります。

『きらめきの瞬間』を意識的に多く持つことによりまして、広い心の持ち主に変貌!

その心の変化とは?これにも、心理学的な理由があります。

心理学用語で、ストレスを感じる許容量のことをフラストレーショントレランスといいます。

いわば心の器のことです。

この器の大きさは日々変化しますが、副交感神経が刺激されますと、より大きくなる傾向に。

つまり、同じストレスでも、感じ方が小さくなるのです。

言動が寛大になったり、小さいことを気にしなくなるのも、『きらめきの瞬間』のチカラです。

プラス思考に変身。

新しい気力もわいてきます! 『きらめきの瞬間』を多く持つ!⇒『生きがい』⇒『良い人生』へのつながりです。