256[ ほめ上手のポイント ]◎違う視点で見る:意識して別の角度から相手を見る癖をつける:目指せ、褒め上手!

[ ほめ上手のポイント ]◎違う視点で見る:意識して別の角度から相手を見る癖をつける

:目指せ、褒め上手!「人は褒められた方が伸びる」なんてよく言われます。

 ですが、なかなか褒められない相手がいて、頭を抱えている人も多いかもしれません。

嫌いな人や苦手な人は、どうしてもマイナス面ばかりに目が行きがちです。

 放置の結果、相手に対する嫌悪感に、ますます拍車がかかります。

 この負のスパイラルを断ち切るためには、今までとは全く違う視点で相手を見る必要があります。

 いつも同じ角度ばかりから見るのではなく、意識して別の角度から相手を見る癖をつけましょう。

たとえば、「優柔不断」だと思う人なら、「思慮深い」性格なんだと見方を変えるのです。

 それでは、褒めることができない相手に出会ったときに、考えるべき3つのポイントをご紹介しましょう。

 <1.「嫌いな人は、人格ではなく行動を褒めること」>

そうは言われても、嫌いな人や生理的に苦手な人を褒めるなんて、

「絶対ムリ!」と思う人もいるでしょう。

 でも、何も「相手のすべてを受け入れてください」と言っているわけではありません。

 その人が嫌いなら、別に嫌いなままで良いのです。

 「人格」ではなく「行動」だけに着目して褒めるようにすれば、

嫌いな人に対しても褒め言葉は出てきます。

 <2.「褒める訓練をすること」>

そもそも普段から人を褒めることが苦手な人は、褒める訓練を日常生活に取り入れましょう。

 「誰かに出会ったら、必ずその人を1回は褒める!」など、自分なりのルールを決めて、

褒める行為を課題にしてみてください。

 この訓練を続ければ、次第に人の良い部分を見る癖がついていくはずです。

 <3.「宝探しの感覚で臨むこと」>

真剣に探せば、どんな人でも褒めどころはあるもの。

 それでも、あまりにも見つけにくいと思うのなら、それを難易度の高い「宝探し」だと思って、

ゲーム感覚で取り組んでみましょう。

 そうすれば、苦手な相手でも、ワクワクしながら褒めどころを探せるかもしれません。

☆苦手な人とは、付き合わないのが一番。

 でも、仕事ではそうもいきません。

苦手な人と上手くやるには、ムリをしてでも「褒める」こと。

そうすれば、仕事の場はもっと快適な空間になるはずです。

 上記の内容をご参考に、「褒め上手」を目指しましょう!